St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

日記(11/27)

2009-11-27 16:40:19 | Weblog
日記(11/27)

 「虹の中を渡った」としても それは過去でしかありません
 高い空にクッキリと浮かぶもの それは理由の無い拒絶でしかありません
 遥かな空からは 遠い嗚咽のような物音が聞こえてきます
 そして それは段々と弱まって 最後には掻き消えてしまいそうです

 だからわたしは一人密かに大地に立って 決意をあらたにしたのです
 
 本当に理由など無いのです
 「ただ寂しいだけ」
 そんな心情を理解してくれと言っても きっと誰も相手になどしてくれません

 「虹は雨後に来る」と言われています
 果たしてそうでしょうか?
 わたくしは昨日不機嫌な猫に出会いました
 猫は廊下を背伸びして渡って行きました

 わたしは一瞬に猫の目を盗み見しました

 何て細い目なんだろう
 それが猫との会話の最初でした
 振り向いた猫はそっと頭を撫ぜさせて呉れました
 こわく的な魔力でそう語ったのです

 今でもその感触が手に残っています

 だから大地がひび割れました
 明日を待たずにひび割れたのです
 まるで落した試験管が時を刻むように正確に
 粉々に砕け散っていきました
 
 時の幾らかの経過と共に
 昨日見た齋藤由貴のビデオのように
 不安に怯えながらボートに乗っていました
 そしてそれが大地がひび割れた結果でした

 またしても今 猫がその亀裂を飛び越しています
 振り向いて頭を撫ぜさせてくれるかは運命です
 「チェシャー猫のように笑みを浮かべて呉れるとうれしいな」
 心の何処かでそう呟きました
 拒絶に理由なんて本当に無いのが常です
メモ・・
愛犬クロの散歩は唯一の息抜きです。自宅2Fの廊下で飼おうとしたことがありました。風呂に入れて、2Fに連れていきました。本当に不安定になりました。大きな明菜のポスターを不安そうに何度も見つめ、とても笑うどころじゃなかったので、勝手口の土間で一晩飼いました。土間にも亀裂があります。