化学受験参考書に関しての第4弾。
駿台文庫「必修化学(上・下)」が前回迄の全てを凌駕らしいが分かる。
ただ、手元に本が無いのでいずれ、ということにして・・・
岩波文庫「原子」(J・ぺラン氏)より引用、
第2章.「分子の活動」 の「分子の回転または振動」
47 「多原子分子の回転エネルギー」
-ここでわれわれは当然分子が衝突して回転を起こし得るときに、その比熱cがどんな値をとるかを尋ねなければならない。 ボルツマンは新しい仮設を設けることなく、統計数学的計算を一般化してこれに成功し、それによって彼は分子の移動の平均エネルギーの均等性を確立した。こうして彼は活動の定常状態において、ある定められた一つの分子が1個の剛体のように行動するとき、その移動のエネルギーと回転のエネルギーとの比を計算することができた。-
続くのは、
剛体が回転軸を持たない場合:
2種のエネルギーの間に相等性が成立。
∴ 回転の増加=移動の増加=3cal/1°
->全体で 6cal(5.96cal)
これが分子熱c。
2個の原子で作られ亜鈴のよう。原子が完全に磨かれた球:
・・・
ちなみに目次。
序文などの後、
第1章.分子説と化学 第2章.分子の活動 第3章.ブラウン運動-乳濁液 第4章.ブラウン運動の法則 第5章.変動 第6章.光と量子 第7章.電気の原子 第8章.原子の発生と崩壊
第2章以下は、高校物理の内容。
ぺラン氏のへの批評は省く。評は物理参考書へと移っていくかも・・・
駿台文庫「必修化学(上・下)」が前回迄の全てを凌駕らしいが分かる。
ただ、手元に本が無いのでいずれ、ということにして・・・
岩波文庫「原子」(J・ぺラン氏)より引用、
第2章.「分子の活動」 の「分子の回転または振動」
47 「多原子分子の回転エネルギー」
-ここでわれわれは当然分子が衝突して回転を起こし得るときに、その比熱cがどんな値をとるかを尋ねなければならない。 ボルツマンは新しい仮設を設けることなく、統計数学的計算を一般化してこれに成功し、それによって彼は分子の移動の平均エネルギーの均等性を確立した。こうして彼は活動の定常状態において、ある定められた一つの分子が1個の剛体のように行動するとき、その移動のエネルギーと回転のエネルギーとの比を計算することができた。-
続くのは、
剛体が回転軸を持たない場合:
2種のエネルギーの間に相等性が成立。
∴ 回転の増加=移動の増加=3cal/1°
->全体で 6cal(5.96cal)
これが分子熱c。
2個の原子で作られ亜鈴のよう。原子が完全に磨かれた球:
・・・
ちなみに目次。
序文などの後、
第1章.分子説と化学 第2章.分子の活動 第3章.ブラウン運動-乳濁液 第4章.ブラウン運動の法則 第5章.変動 第6章.光と量子 第7章.電気の原子 第8章.原子の発生と崩壊
第2章以下は、高校物理の内容。
ぺラン氏のへの批評は省く。評は物理参考書へと移っていくかも・・・