「西脇順三郎詩論集」(思潮社)を読み切る。
半分程読んでいたのを途中投げ出していた。
教会広報で閲覧したのを機に再開した。
/

「オーベルジンの偶像」「詩人の顔色」
「詩論」「詩美の問題」「現代詩の意義」
「私の詩作について」「永遠への仮説」
「考えをかくすもの」「詩情」
「ポイエテス」「脳髄の日記」「あとがき」。
/

「犬の歩いている街上で人間の会話の一部分
として私の詩論がセメントの上を流れて行く
日を望むことは出来ない」は、「あとがき」
だが、わたしは望みたい。
挨拶のように、西脇順三郎の詩論について
会話が交わされる日が来れば、地球はどんな
に平和だろう、と思う。
/

「ときにまたそうした詩論は詩論という
よりも詩それ自身である」「詩論はその詩人
の説明であるといってもよい。」も「あとが
き」から。
「脳髄の日記」が面白い。内的告白をこう表
現する。が、その内容や極めて広範にわたる。
「私は自分の作品について一般的な説明をす
るだけにし、」とあるが、「「詩」というもの
を書き出した青年期から今日までの私の文学
的伝記みたいなもの」とあるが、「ローマの
詩人を含む上流社会の集まりで私は突然講演
することになる」迄、西脇氏の人生とその時
々影響を受けた文学者が語られるが、それは、
モダニズムの歴史でもある。
/

とにかく、一読を。そして、路上での会話を。
/


「コシファンティッテ」、モーツアルト。
昔、レンタルをダビングしたテープで詳細は不明。
映画は「千年の恋」、源氏物語。
「男の人の愛は、愛撫のこと」。
紫の上の言葉。春夏秋冬にそれぞれ恋人。
「愛とは、アイドル・テレカのこと」
50年、そう生きて来た。
恋は脳髄でするものだろうか?
写真は近景。昨日。
+主のお恵みが皆様に。
2012年11月5日
乗倉記す
半分程読んでいたのを途中投げ出していた。
教会広報で閲覧したのを機に再開した。
/

「オーベルジンの偶像」「詩人の顔色」
「詩論」「詩美の問題」「現代詩の意義」
「私の詩作について」「永遠への仮説」
「考えをかくすもの」「詩情」
「ポイエテス」「脳髄の日記」「あとがき」。
/

「犬の歩いている街上で人間の会話の一部分
として私の詩論がセメントの上を流れて行く
日を望むことは出来ない」は、「あとがき」
だが、わたしは望みたい。
挨拶のように、西脇順三郎の詩論について
会話が交わされる日が来れば、地球はどんな
に平和だろう、と思う。
/

「ときにまたそうした詩論は詩論という
よりも詩それ自身である」「詩論はその詩人
の説明であるといってもよい。」も「あとが
き」から。
「脳髄の日記」が面白い。内的告白をこう表
現する。が、その内容や極めて広範にわたる。
「私は自分の作品について一般的な説明をす
るだけにし、」とあるが、「「詩」というもの
を書き出した青年期から今日までの私の文学
的伝記みたいなもの」とあるが、「ローマの
詩人を含む上流社会の集まりで私は突然講演
することになる」迄、西脇氏の人生とその時
々影響を受けた文学者が語られるが、それは、
モダニズムの歴史でもある。
/

とにかく、一読を。そして、路上での会話を。
/


「コシファンティッテ」、モーツアルト。
昔、レンタルをダビングしたテープで詳細は不明。
映画は「千年の恋」、源氏物語。
「男の人の愛は、愛撫のこと」。
紫の上の言葉。春夏秋冬にそれぞれ恋人。
「愛とは、アイドル・テレカのこと」
50年、そう生きて来た。
恋は脳髄でするものだろうか?
写真は近景。昨日。
+主のお恵みが皆様に。
2012年11月5日
乗倉記す