St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

おこがましいのですが、T.S.エリオットの詩などを読んでました

2012-11-09 12:10:35 | Weblog
「T・S・エリオット」
(西脇順三郎氏;研究社出版)
「エリオット選集 第四巻」
(弥生書房)
を並行して読む。





「T・S」
「エリオットをめぐりて」「文学思想」
「アルス・ポエティカ」「クリティカ」
「作品研究」は「詩」の
“Prufrock and Other
Observations“迄。




「選集」
一回黙読通読し、二回目に「T・S」を指針に
音読しながら読み進む。







モダニズム。
この大きな潮流の中、「はしがき」にあるように
「彼を研究するということは現代英米文学及び
一般ヨーロッパ文学を研究することになる。」
今、原書を取り寄せている最中です。
到着次第2冊再読しようと思う。
エリオットの詩・戯曲の紹介はその際。





「パウンドがエリオットの詩の語法について
言うのにはエリオットには修辞法(レトリック)
がないが彼はエリザベス時代の文学を多く読んだ
ためにその影響もある。語法は散文に従っている。
これが新しい詩の語法であった。また、D・H・
ロレンスも同様である。「こわ張った、裸の、岩
のような直接の表現」をすることである。旧式な
月並みな詩語を使用しないことである。」は、
「アルス・ポエティカ」から。

詩を書いているが実のところ余り進まない。
“赤い絨毯の谷間に吹く風は、
歌い止まぬ小鳥にも似てとてもエレガンスで、
・・・“
のような詩を書いています・・・。






「萩原朔太郎詩集」
(三好達治氏選;岩波文庫)
の中、
「蝶を夢む」が非常に好きになり、
殊に、
“しずかにわたしは夢の記憶をたどろうとする
夢はあはれにさびしい秋の夕べの物語“
が気になって、
何度も読んでいたら「源氏物語」を読みたくなって来た。
“いづれのおほん時にか、女御更衣あまた
侍ひ給ひけるなかに、いとやむごとなききはには
あれぬが、すぐれて時めき給ふ、ありけり。・・・“

写真は近景。
RealPlayerでjazz最新2012-2013
を聴きつつ・・・。
セラフィック・ソングのような、
アーリー・ミュージックのような音楽があったけど、
Playerのアルバム案内が変わらなくて、エンドレス
になってしまっていて、鳴り続けてしまう。
演奏者と曲名分らず仕舞いです。
どうも、playerとwordsを並行処理すると
拙いみたいで・・・。

+主のお恵みが皆様に。

2012年11月9日
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