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St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

「主の御言葉」(庄司神父様HP)を見て。

2008-12-03 02:53:54 | 日記・エッセイ・コラム

庄司神父様のHP「主の御言葉」(11/30)を見て感じました。
作中、インドの喩え。「虎に追いかけられ空井戸に落ちた。井戸の中の立ち木に助けられ、蜜で飢えを凌ぐ。しかし、白黒の鼠が立ち木を齧る。下では、大蛇が待っている。木が細っていく。木が倒れる。時間がない。」
これが現世。
祈り。「主よ、時間はあります」より抜粋。
「主よ、わたしは仕事をおえて外に出ました。人々も外にでようとしていました。・・・。時間を節約するように急いでいました。・・・。主よ、このように、みんな時間を気にして生きていくのです。・・・。主よ、もしや、あなたの時間設定がまちがっていたのでは、・・・。ひとりひとりそれぞれに、あなたがお求めになることをする時間をお与えになりました。・・・。わたしのなすべきことは、しずかにおだやかに、完全にみちあふれるまでいっぱいにすることです。・・・。濃いぶどう酒にかえてくださるでしょう。・・・。あなたがわたしにせよ、とおっしゃることを心しずかに行うことのできる恵みを、ただそれだけを、あなたからいただきたいのです。」(ミシェル・クオスト「神に聴くすべを知っているなら」in「祈りの友」(カルメル修道会・サンパウロ)
シニカルになる。
「ああ、落ちたのが、サマリア人の井戸だったらよかったのに。」悔やむ。それで時間が無駄に過ぎる。落ちた井戸をサマリア人の井戸にするには?生まれついた環境を、御国に限りなく近いものにするには?福音化。豊かに命の水の流れ出る井戸にするには?枯れることの無い井戸、万物の憩う井戸にするには?
鼠をどうする?もっとましな齧り方を教える?左の頬も差し出す?一緒に2マイル行く?命を捨てる人は命を得る?
大蛇は?同情する?こんな狭い中にあんなに沢山押し込められて、始終飢えて。大蛇のため祈る?
祈りに解答が。
「神がわたしにせよと、おしゃること(=神を愛し、隣人を愛す=福音に実践)を心しずかに行う。」それには、「静かに穏やかに、完全に満ち溢れる迄神に聴く。」
比喩が気になる。
「虎に追われ」「蛇に唆され」。「空井戸に落ちた」「楽園追放」「種が蒔かれた」。「立ち木、蜜」「羊の群れ」「様々な土地」。「大蛇」「斧は既に根元に置かれている」。


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