今回色々想ったこと。
波がふんわり揺れる船で
京都で生まれ育って
何だか京都ブランドの中にどっぷりでしたから
略歴に大きく京都のおるごーる作家って書いてあるけど
段々とそんなことはどーでも良くなった。(笑)
どこにいたって私は私だもの。
京都教の信者みたいに京都は特別って想ってて
確かに京都の文化芸術をはぐくむ土壌はすごいし
故郷だから好きだけど
そこは別にこだわることもないなあと想えてきて
こだわるのは作品だけでいいや。ってあらゆるいらない想いをちょっと駅前のスタバのゴミ箱にポイッって捨てて来ました。(何でスタバやねんっ!)
どこにいたって私は私。
それでいいんですね〜。
ほっぺの腫れはまだまだ私の心のなかには要らないものがたくさんたくさん入ってるよの合図かなあ。
海を見てると
心の中のいろんなものがすいすい〜っと流されていき気持ちよくなる。
子供の時の想いにすーっと引き戻される時もある。
不思議だなあ。
山や木からエネルギーもらい
身体や心を巡り
それらは海に帰る
そしてまた海から蒸発し雨となり山に降り注ぎ水となり風となり
人の身体をも通り過ぎる。
その時おひさまの光と合わさり
心は育つ気がします。
それは都会にいてもおんなじ。気づきにくいだけかな。
国東のあとりえに移って
そんな生きる基本のようなものを得た気がするんです。
波がふんわり揺れる船で
ゆりかごみたいに気持ちよくて
うつらうつら眠っていました。
この船の2時間は
よほどの揺れがない限り
私は酔もせず気持ちがいい。
今朝は気圧低いのが通り過ぎるから緩やかな大きい揺れが来る。
まるで母親の胎内にいるような気持ちになり
私はついつい眠ってしまうんです。
今朝からお化粧もせず
普段に戻り国見に帰る。
素肌に海からの風を受けて
とても気持ちがいいです。
時々白い波が立つ今朝の海の揺れは
日本海の海のあの
身動きが想うようにならない潜ると揺れ揺れになるあの揺れとは違い
とても穏やかなものです。
父の田舎の北陸で箱メガネで泳ぐ魚たちを見ながら潜ったあの子供の頃の夏の思い出とは違う
あれはあれで心地よかった。
別の海だけど
かぶれやすい私の肌は
海に入るといつもいつもきれいに治りました。
汗疹も、湿疹も、山でかぶれた漆のかぶれとかも
海に入れとよく言われました。
不思議と治りが早かった気がします。
ベタベタするけど
多分海の成分っていいんだろうなあ。
夏になったら
近所の海で本当に泳ぎに行こう。
気持ちいいだろな。
砂浜だし
日本海みたいにすぐにググッと深くならないから
海浴びみたいかな?(笑)
自転車で走り
ザバザバって泳いで
そのまんま帰ってシャワー浴びて
作品作るのもいいな。(笑)
子供みたいだけどそれもいい。
船の作品早く完成させたい。
海のカーニバルのおるごーるも発想が来ているので
それも音楽がもう、心のなかで響き渡ってる。
姫島が見えてきた。
もうすぐ国東。
た、だ、い、ま。