シモバシラの存在はTVやら本やらで知っていましたが実際に見るのは今回が初めてです。枯れる前の姿は下の写真の様です。ネットで検索してみました。
これが、冬になると氷柱ができます。シモバシラの茎は冬になると枯れてしまいますが、根はその後長い間活動を続けるため、枯れた茎の道管に水が吸い上げられ続け、外気温が氷点下になると、道管内の水が凍って、茎から氷柱ができるのだそうです。この現象は、地中の根が凍るまで続くとか。
実はTVなどで見られる様な複雑な形をした氷柱を期待していたのですがこの日見た物は上の写真の様に実にシンプルな物でした。霜が降りる様になったのは最近なので未だこれからなのかもしれません。この写真も拡大して見ると水が吸い上げられて行った跡でしょうか、まるで繊維の様な細かい美しいスジがビッシリと見られます。複雑な形の物なら見事なのでは?と思います。次に見に行く時はそんな形の物に出会いたいものです。