日々使用しているドライバーは、時計学校入学時に購入したものを現在も使用しています。
先端部は砥石使用して整形していることから、徐々に短くなっていきます。
短い方が、より時計に近くなり使いやすい面もありますが近すぎると、手が触れてしまい良い作業が出来ない場合も有ります。
歯先部はとても短いですが、意外としっくり作業出来る時もありました。
流石に短すぎるかもしれない長さです(笑)
ドライバー側面のネジを緩め、芯を取り出します
替え芯はそれぞれの幅で種類あります。父世代の職人さんは、自分でスチール「焼き」「整形」を行い、ドライバー芯自体を作成していた方々も多いと聞いたことがあります。
長さも大分異なります
2本交換しました。
8㎜弱長くなりました。「8㎜」って普段の生活においては何にも気にならない長さの変化ですが、ドライバーの「8㎜」はかなり影響があります。今後の修理品においては「ドライバーへの慣れ」も気にしつつの作業となります
前回の交換からどのくらい経ているのかも気になり、過去ブログ調べた所
2020年6月に同様の記事掲載していました。
2年半位でした。「長く使用出来た」のか「短い期間だった」のかは不明ですが、砥石整形で「いつの間に」って感想です。
2023年2月
2020年6月(2年8ヶ月)その前も気になったので調べたら
2016年11月(3年7ヶ月)
期間が短くなっていることが判りました。修理依頼品増加していることが原因でしょうかね?
砥石整形作業が下手になっていて削りすぎているってことは無いと思います(笑)
当面、ドライバー使用時は緊張感が増します