文字板の秒針が分針や時針のある中心から離れ、6時位置や9時位置に独立して配置されている秒針のことです。通称「小秒針=スモセコ」と呼ばれています
小秒針付の時計は「クラシカル」なイメージもあり、愛好家も多い印象です。
その小秒針を付けるために機械としてはどのような変化があるか
あえてムーブメントに中央に時針と下部に秒針付けました。
中央部の複数枚で時針と分針を動作させます。
小秒針を運針させるため、左上のユニットが必要になります。
歯車は4枚。
小秒針付の時計は見た目が恰好良く私も好きな時計ですが、中3針(中央に時針・分針・秒針付の時計)のモノよりも多くの部品が必要になります。
追加の歯車がある事で、無いモノと比較すると、負荷は掛かります。
通常品と比較すると、電池寿命や商品寿命が短い感じもします。
「クラシカルな恰好良さ」は間違いないですが、部品点数増加に伴うリスクも増えます。