修理の最終盤作業に「針つけ」があります。
時計本体に針を取り付ける作業ですが、お客様にとっては「時計における一番大切な部分」と認識しているので、作業は慎重に行っています。
今回のご依頼品はカレンダー付
カレンダーの切り替わり後に短剣(短い針=時針)を12時位置に合わせます。
ひとまず針を回し6時位置へ移動し、2本の針の真っすぐ具合に注意しながら長剣(長い針=分針)を取り付け
取付後はまず横から眺めて針の重なり具合と隙間の確認
「等間隔」か「片方が上がったり下がったりしていないか」の確認します
その後はカレンダー切り替わり、時刻表示機能の確認の為、24時間以上回します。
「針つけ」項目だけでも文章にすると確認箇所が多いですね。
怠ると初期不良に繋がる可能性が高い箇所なので慎重に確認しています
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