智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

新茶前線は北上する

2015年06月25日 | 美味探求
桜前線が北上して、我が家に春が訪れるのを楽しみにされる方は多いと思います。

さて、私、今年は、もう一つの前線も、楽しみました。

それは・・・・新茶・・・・

茶の木の新芽も、桜と同様に、南から北へ上がっていきます。


我が家の朝の「お目覚」の一服は、お茶で始まります。

鹿児島の知覧茶から始まって、福岡の八女茶、京都の宇治茶、静岡、そして最後に、地元埼玉県の狭山茶。

利き酒ならぬ利き茶で、日本各地を旅した気分です。

数年前、知覧の後岳のお茶所を旅しましたので、お茶畑の風景も懐かしく想いだされます。


ところで、新茶は旬を楽しむもので、お茶の味わいとしては淡泊ですが、しかし、刺激は強いのです。

お茶屋さんによりますと、新筍、蕗の塔など春の旬のものは、「えぐみ」などを楽しむものも多い、とのこと。

お茶の味の濃さを求めるご仁には、新茶の後の茶葉を勧めるそうです。

新茶を一巡した私、その後のスタンダードなお茶を確認したくなり、また南から北へもう一周することにしました。







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