ということで「5つの約束プロジェクトX」が始動した。プロジェクトの名前は、フランクリン・コビーのベストセラー『7つの習慣』にかけてみた。さらに、「風の中のすばる~」というテーマソングも借りた。バッチリだ!そう、あることについて「5つの約束」があることを私は発見したのだ。その約束を守っていくと、たくさんの人の悩みが吹っ飛ぶ。ふふふ、いーぞ。けど、今は、言えない。
さて、どうしたもんか。私のすばらし . . . 本文を読む
私は今までに2回、会社の倒産を経験している。1回目は12歳の時。事業を営んでいた自分の家が倒産したのだ。母が経営をしていた3代続いた大きな料亭だった。父はなく、母と兄弟3人。母は別の町に逃げてしまい、子ども3人がその町に残された。町の人の無責任な噂と子どもだけの貧しい暮らし。この時に「人の言葉は人を殺せる」と実感した。松田聖子の『チェリーブラッサム』が流行っていた。口ずさみながら、負けずにいれば私 . . . 本文を読む
私の仕事のひとつに「執筆」がある。いや、私が本当に好きで一生やり続けたい仕事は執筆業なのだ。その始まりは小学校一年生の時。私の書いた卒業生に送る作文が代表に選ばれた。「ここは、『だけど』ではおかしい」。放課後、先生と二人作文を直す。赤ペンで原稿用紙が賑やかになっていく。私は自分の作文が直されることに苛立ち、泣きながら先生に「どうして?」と反発した。
作文の朗読が大成功に終わった。皆に褒められた私 . . . 本文を読む
「ママ、自主勉(やらなきゃいけない宿題ではなく、やってもやらなくても良い自主的に勉強する宿題。)なんにしよー。」と娘が言うので、「言葉の意味でも調べたら」と答えた私。すると娘は「あたりまえの言葉調べ」というタイトルをつけて、言葉を調べ始めた。「反省・・・自分の行いを振り返って考えること」「職業・・・」
「職業・・・生活のために働くこと」。えー、そうなの?えー、夢のために働くのは「職業」じゃないの . . . 本文を読む
いつもの温泉。湯船につかりながらおばちゃんたちのこんな会話を聞く。「正月は大阪にいる息子のところに遊びに行くんだ」。「いいねえ、何日くらいいくん?」「6日間さ」。するとおばちゃん「そんなにかい。仕事してた方が楽だね~。」「そうさね、そんなに遊んでるとかえって疲れるよね。」
私もそう、仕事をしていたほうが落ち着く。
「なぜそんなに仕事をするのか?」と聞かれることがあるけれど、好きなんだから仕方がな . . . 本文を読む
朝。カーテン越しにまぶしい太陽。「よーし、張り切って洗濯するぞー!」思い切って暖かい布団を蹴ってカーテンを開けると、えっ?!一面の銀世界。雪が降っている。いや、スキー場のある近くの山々から雪が吹いているのだ。郵便受けに紙。「17日までに入金がなければ、18日に電気を止めます」。えー!今日じゃない。
先週私はめっちゃくちゃ忙しく、娘を預かってもらっている姉の家で夕ご飯をご馳走になり、眠った娘を抱き . . . 本文を読む
と、娘が私に聞いたのは数日前。「だってさ、みんなが言うんだよ。『サンタなんかいないよー。まだ信じてるの?あれはね、お父さんとお母さんなんだよ』って。ほんと?」直球勝負だ。
「へえ。で、あなたはどう思うの?」
「いるよ。だって毎年手紙を送ってくれるし、あ、日本語だけど。それに、ほんとにプレゼントだってくれるよ。いい子にしてたらだけどねー。」
「ふーん」
「ママはさ、サンタはいると思うなー。大人に . . . 本文を読む
これが、本物のこんにゃくなのです。「ママ、味もプリプリ感も、においもぜんぜん違う!」おばあちゃんが、こんにゃくいもから作り煮てくれたこんにゃくの煮物を食べた娘が言う。
私は、本物のこんにゃくを始めて食べた時のことを思い出す。こんにゃく農家の友人宅でのこと。小学3年生だった。おばちゃんが煮てくれたこんにゃくとちくわの「おでん」を何度もおかわりしたのだ。もちもちっとしてぷるんと千切れるこんにゃくの歯 . . . 本文を読む
「あの『招き猫』を作った作家さんが、阿佐ヶ谷で個展を開くわよ。ご一緒しない?」ホームページをお作りして以来、親しくしていただいているノイザート マンマサービスの高橋社長のお誘いを受け、阿佐ヶ谷に出かけた。「あの招き猫」とは、高橋さんが運営する託児所「マンマハウス」の玄関で見つけた、かわいらしい招き猫のことだ。「私の目の行き届くところ」として同じ時間帯に5名と決めて丁寧に子どもの預かりを実施するマン . . . 本文を読む