tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

尖閣諸島周辺4

2010-09-24 23:52:18 | 日記



あっ、アメリカが日米安保を介して中国と衝突するのが嫌で日本に圧力を掛けてきたって?、んで那覇地検の判断に影響した?

まぁ、アメリカは基本的にそれを良しとはしないでしょうね。基本的には・・・。だって中国は拡大傾向で南シナ海とかもヤバイ感じでしょう。アメリカが中国に対して確り牽制しておかなければ次はどこでやられるか解らないじゃん。

那覇地検の判断ってアメリカでの中国ロビーの影響かとも安易に考えたけど、なんかね。それはないと思いたいけどね。まぁ、確かにオバマは経済重視って感じだから中国と真っ向から遣り合うのは躊躇すんだろう。これは以前から懸念されていたことだよね。つまり可能性は捨て切れないと言うことでしょう・・・。まぁそれでも。

ロビー活動云々、米議会にも深く潜り込んでいるとされる中国にアメリカ政府の日本政府に対する対応が観測できないはずないよね。アメリカが日米安保を介して中国と衝突するのが嫌で日本に圧力を掛けてきたなんて中国側に知れれば、それこそ思う壺。更に日本にとってはアメリカの報復的抑止力の限界を示している。

日本が独自に平和的解決を目指してってことなら、それは踏襲、君はそう言うって程度の話なんだけどさ。アメリカの要求に屈したとなると東シナ海だけでなくアメリカに関係する地域の抑止力に大きな影響が出る。つまりアメリカの報復的抑止力の中で中国が、「ここまでやっても大丈夫だ。」と言う線が狭まるってことだよね。

少なくともアメリカは「同盟国の主権が及ぶ範囲であるなら何があっても守る。」と言う態度を確り示しておかないと喜ぶのは中国だけだ。

拡大する中国を牽制する中で、もし、アメリカが日本に圧力を掛け、ん・・・まぁ、何らかの形で働きかけ中国漁船船長の解放を迫った・・・促したって話になると忌々しき自体なんてもんじゃない。いよいよ日本独自の報復力の必要性が現実味を帯びてくると言うことじゃないですか。

防衛白書やマスコミでの中国の軍事力の近代化や拡大、更には挑発的行動を特集した記事などを見ると、憶測から「なんだ、アメリカも頼りにならないじゃん。」的な結論で喜んではいられないと右でも左でも当然、思うはずなのだけどなぁ・・・。

もし、喜んでいる人がいるとしたら相手を言い負かしたい一心で目が曇っているか「主権などどうでも良い。」と考えているとしか思えないと言うことになるでしょうね・・・。

さて、どうするべきか。中国の力がもっと弱い内に確りとした対応をとって来なかった日米が悪いんでしょうけど、過ぎたことを今更言ってもしょうがないしね・・・。これから、これから何をするかだろうなぁ。まずは自助努力。次に日米の連携確認。




尖閣諸島周辺3

2010-09-24 15:38:55 | 日記


あぁ。そうそう。中国漁船の船長、処分保留で釈放らしいよ。まぁ、日本側は圧力に関係なく通常の判断だと言う体だと思うんだけど、那覇地検は「わが国国民への影響や、今後の日中関係を考慮した」なんて言ってるね。

地検が?日中関係を?考慮した?。へぇ~。そんな権限が那覇地検にある訳?日本の国内法に基づき清々粛々とやってもらえれば、それで十分だと思うんだけどね・・・。多分、悪しき前例を作っただけで、あまり正しい判断じゃないと思う。

 日中関係に配慮って都合の良い言葉だよね。でも実質的には「主権を諦め中国に屈しました。」じゃない。尖閣の主権は日本にあるのだから日中関係に配慮する必要なんて一切ないはず。

本当は自国の主権を重んじない日本政府の中国に対する弱腰と中国ロビーがアメリカ政府に働きかけて何ら釘刺してきたんじゃないの?。んで地検の判断ってことで済まそうとしているんでしょ。それと同時にレアアースに絡んで産業界が働きかけた。この辺じゃない?違う?。地検独自の判断?、そんな訳ないでしょ。

働きかけ=圧力じゃないけど、近い要素が含まれているからね。つまり言葉遊びの範疇。

あ~ぁ。これで主権を脅かす悪しき前例がまた増えたなぁ。レアアースやフジタ社員4人を事実上人質にとった形だったからね。もう、ムチャクチャ。レアアース程度ならまぁ理解するけど、フジタ社員の件、中国側は通常の行為だと言うけど事実上は人質じゃない。ここまでやるのかって感じだよねぇ。

単に中国の圧力の屈したなんて思う人が大半だろうなぁ。圧力に屈したのだとしても日本側が何か利益を得てるのなら評価できるけど・・・多分、中国の報復が解除される程度のことでしょう。失うものばかり大きくて、日本は何も得ていないと同じだよね。




まぁ、過ぎてしまったことを嘆いても仕方ない。取り合えず今後は、先島諸島に自衛隊の防衛拠点をおき、そうそう即応と上陸作戦も重要になるから海兵隊化した部隊も必要だなぁ。そして尖閣周辺に展開、更にアメリカ軍と合同も含めて軍事演習を頻繁に行うことだね。それで今後、日本領海には何人も一切近づけないことだ。例え漁船であれ。それこそが日中の友好と平和の糧になる。


え?これって対中強硬論?、違う違う、中国は国力・軍事力を増しているでしょう、そして日米に対して挑戦的な対応を行っている。そう以前から見て増してる分に合わせ相対的に対応するべきだって言う単なる中道論ですよ。
 
 

 
 
 
参考にさせていただきました。
 
【朝日】

 

中国と普天間・・・。

2010-09-24 13:47:23 | 日記



中国の動向で民意が右傾化すると感じ焦っている人もいるでしょうね。特に辺野古移設に反対を主張する有識者は、ブログ探訪してると、そんな感じが伝わってくる。米海兵隊は抑止力にはならないとか、殴り込み部隊だとか、今更、再燃と言うか・・・。

沖縄に米海兵隊を置かなければならない一番の理由って、「沖縄に基地をおいてくれるなら、仲良くしてあげるよ。」ってアメリカが言うからでしょう。今の周辺情勢から言って、これを批判するのはおかしい。

少なくとも日本はアメリカの要求を飲むことで報復的抑止力を安定的に得られているじゃないですか。経済でもなんでも同じことですよ。何らかの見返りがあるから従う。反米・日米安保否定派でしょうか。彼らは、ここを肯定すると話の前提が崩れるんだろうなぁ・・・。だから視野を狭くして批判できるところだけを探す。


尖閣諸島問題とか言ってテレビでも語られているし、防衛白書などでも中国の動きは挑戦的だとされている。そこで「中国に対して正論を貫くこととアメリカの機嫌を損ねる行為を今の日本が両立できるとは思いますか。」と問った場合、多くの人は「中国が強硬なら日本はアメリカに頼らざるを得ない。」と考えるんじゃないですか。まぁ、屁理屈とか言葉遊びで煙に巻く人もいるとは思いますけどね。

挑戦的な中国の動きがあるなら、少なくとも今の日本にとってアメリカとの連携は必要でしょう。そこで「僕は友達だよ。基地を沖縄においてよ。おいてくれるなら仲良くしてあげるよ。おいてくれないなら絶交だよ。」って言われたら、どうします。責任ある立場なら国民に覚悟を持てとは言えない、つまり沖縄を犠牲にせざるを得ないでしょう。



全く・・・。時間があれば将来のビジョンを描いて徐々に慣らすこともできたんです。返還後、賛否問わず皆で協力して本気で取り組んでいたら、今頃、沖縄の基地はもっと別の形になったでしょう。

しかし、そうはならなかった。それは仕方ないんです。こっからでしょう、時間を掛けて変えて行くのは、なんでも一気に変わるものじゃない。ビジョンを描いて徐々に変えて行くしかない。

アメリカも中国も時間を掛けて徐々に変えて行くしかない。日本の安全保証体制だって時間を掛けて徐々に変えて行くしかない。国連だってなんだって時間を掛けて徐々に変えて行くしかない。そして実るんです。焦れば実る前に落ちる。実る前に落ちのたのが今の沖縄基地問題なんじゃないですか。

本来は基地だけの問題じゃない。周辺情勢、国際情勢含めてもっと複合的に解決しなければならない問題でしょ。北朝鮮問題を何とかする。中国の覇権主義を何とかする。中東問題を何とかする。こう言ったことに心を砕き、外向きに思いを広げれば世界平和にも繋がるじゃないですか。

なのに全く視点を狭くして今更、沖縄海兵隊は抑止力ならないって、焦る気持ちも解るけどね。でも有識者がゲバルトを前提に煽ってどうするんですかね。


全く、ご苦労様です。