寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

器からあふれ出て~バケツラジオで聞いた甲子園

2006年08月22日 06時53分24秒 | 器からあふれ出て
こどもの頃、甲子園に夢中だった。
大人になってその熱は冷めた。
今は甲子園よりも地方大会の予選が好きだ。

甲子園に白熱のドラマがあれば
予選の1回戦を戦う子等にも背負うものがある。
勝利を祈る家族やガールフレンドがいて
練習の帰りに立ち寄る焼きそば屋のおばちゃんおじちゃんの笑顔。
甲子園も予選の1回戦も選手たちのバックグラウンドはみな同じ。

地元のこどもたちが地元の学校に通い
地元のこどもたちばかりの野球部が
夢の切符を手にする日をいつも夢見ている。


蝉の声に負けないようにとバケツの中から大音量で聞いた甲子園。



ラジオから流れているはずの甲子園の歓声
私にはひまわりの中から聞こえる
~花の詩画集【鈴の鳴る道】偕成社1986年/星野富弘

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