寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

伊豆半島(伊東)に群発地震起きる。

2006年04月23日 02時03分09秒 | オンライン古書店
ゴールデンウィークを目前に伊豆半島では今日も群発地震が頻発している。
いつも「あめまっぷ」を頼みにしている静岡の天気 観測野帳、の、観測野帳ブログ、に今回の伊豆東方沖群発地震について、毎日の地震回数がグラフで出ていた。今後、大きな地震につながらなければ・・・と心配している。

伊豆半島もその昔、昭和5年11月26日の北伊豆地震で死者272人、全壊家屋2165戸という大きな被害を出した。その爪あとは丹那盆地の丹那断層、に十分詳しい見学コースがあるが、丹那断層から約4km北に位置する田代盆地、にもひっそりと北伊豆地震の断層の記録を留めている火雷神社(からいじんじゃ)がある。

北伊豆地震では丹那盆地から田代盆地(いずれも田方郡函南町)を抜け、箱根方向に南北の丹那断層ができた。写真は本来、奥に見える石階段の中央に立っていたはずの鳥居が横ズレしているのがよく確認できる。


「災害は忘れたころにやって来る」というスローガンは実験物理学者の寺田寅彦の警句『天災は忘れたころにやって来る』から取ったと聞く。 *~寺田は昭和5年、伊東沖で群発地震が起きていた頃、日ごとの地震回数の変化とツバキの花の落ち方とが似ていることを指摘、ツバキの花の落下による群発地震のシュミレーションを描いた(*~NEWTON COLLECTION【科学の先駆者たち】より)

地震王国静岡に生まれ育ったが故、相当揺れても平常心で居られるが、寅の子文庫の乱立する本棚は免震対策ゼロ。世のオンライン古書店の諸兄、安全対策怠るなかれ。

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