とらたまくろむうこと的生活

4匹の猫たちのぐうたら生活
時々チャイ(フレブル)

クロにお灸をしてみました

2013年09月28日 | 猫(とらたまくろむうこと)
昔から通っていた動物病院なんですが
最近になって鍼灸を始めたそうで

東京に動物のための鍼灸の学校があって
院長先生がもうすぐ(本格的に)勉強にいらっしゃるそうです。


なぜ鍼や灸が効くのか。。。

鍼という異物が体内に入ってくることにより
異物から体を守ろうとして白血球などの免疫物質が増し
自然治癒力がUPする。


お灸については
軽くやけどをさせると
体は危機を感じて白血球やリンパ球などの免疫物質を増やして
全身に流れ不定愁訴や慢性病を治すことができるという訳です。


?千年前の人達は経験的に知っていたのですね。

アルプスの氷河から見つかった
5千年前の<アイスマン>の体には
至る所に謎のタトゥーがあり

それは
<胃腸>や<腰痛>のツボの位置と一致していたのだとか。

実際にレントゲンを撮ってみたら腰痛持ちだったことも判明したそうだ。


話はそれましたが

クロのお灸に戻します。

犬猫に鍼灸治療をするのは知っていましたが
動いたら嫌だなぁと思って
試したことはありませんでした。


今更もう遅いかもしれませんが。。。

もっと早くからしてやってたらよかったですね


私が使っていたもぐさはコレ↓


空洞になった紙筒の上にもぐさが乗っていて
底に接着剤がついていて皮膚に貼り付けるようになってますが

毛皮をまとったお猫さまにはうまく貼りつかなくて
使いにくい

(お猫さまには台座のついたせんねん灸がお勧め)

一応乗せてみましたら







モクモク



モクモク。。。意外と気持ちいいのかおとなしくしています



この表情


やけどをさせて免疫力を上げるという使い方はできませんが

温めるのもいいでしょう


本当は
<灸頭鍼>といって


鍼の頭にもぐさをつけて燃やす鍼ができたらいいんですけど。。。



猫には無理ですからね



私はするのもされるのも

この灸頭鍼が好きなんですが。





4回目の点滴をしてから
却ってしんどそうになったのが気がかりです


ちなみに

過去の記事

2008年10月12日「お灸のはなし①」


2008年10月26日「お灸のはなし②」


病院の先生にきいたツボは

大椎  命門  脾兪  腎兪  大腸兪  陽陵泉 


人間さまのならわかるのですが
お猫さまの取穴は難しい。。。


だいたい人間と同じなんですが

有名な<百会>は場所が異なります。

人間;左右の耳尖を結ぶ線と正中線との交点

犬猫;最後の腰椎のへこみ部分、しっぽの付け根あたり


<百会> 「百」とは経脈の数が多い、<会>とはその気血流注が集まるという意味
      人間の穴は頭頂の中央にあり、頭部の全ての陽気が集まることから名づけられた。





9月28日午後5時40分の夕焼け



寄ってみる