とらたまくろむうこと的生活

4匹の猫たちのぐうたら生活
時々チャイ(フレブル)

母のこと(一番の原因は?)

2012年10月26日 | 母のこと
この夏、母が

「今日か明日にでも死にそう~!」とヤイヤイ言って

大きな病院で心臓の検査をしたり(異常なし)

しんどいしんどいと言って大騒ぎをしたのですが・・・




よくよく聞いてみると

近所のかかりつけの内科の女医さんが

「この数値では糖尿やから足を切らんならんよ!」と言ったことが

そもそもの発端らしいのです。




母は今まで糖尿の気は全くなくて、いつも数値は100~110くらい。

たまたまその時、少し高かったのかもしれませんが


食べた物にも左右されるだろうし

万が一血糖値が高くなっていたとしてもすぐに足を切る事態になる訳はないのだから

そんな言い方をする医者も医者だし

それを真に受ける母も母だと思うのだけど!




「足を切らんならんかったらどうしよう~」ってドキドキドキドキ

悪い方にばかり考えて不安でいっぱいになってたらしい

(杞憂とはこういうことですよね





私は、そんなことを言われたというのは知らなくて。。。


そう言えば

血糖値と尿酸値を

「○○さんの数値はXXやけど私は△△や」と

やたら数字のことばかり言ってましたっけ




母は84歳にして、やや尿酸値が高いだけでどこも悪い所はないのですが


かかりつけの女医さんの言葉にショックを受けて

悪い方悪い方に想像をふくらませ

そのストレスで

胸が苦しい~だの 頭がクラクラする~だの 

足がフラフラする~だの

もう明日死んでもおかしくない。。。みたいな気分で





私の携帯がしょっちゅう鳴り

「○○ちゃ~んしんどいねんけど~今日泊りに来てくれへん」と

沈んだ声が


私は

母がどこも悪くないのはわかっていたので

「大げさやなあ~ でも何分 年が年だし

猛暑がこたえてるんやろか

と思ってました。





母は普段、元気印で

自律神経の調子が悪くて始終しんどい私に

「あんたみたいに寝てばっかりしてたらボケるで!!早死にするで!!」

「早よ!早よ!早よ!」といつもイライラしながらお尻をたたいているのに


何という変わり様




いつもパワーがある分、それが反対に作用すると

マイナスのパワーもすごい



その女医さんのお母さんは

私が子供のころからお世話になっていた開業医で

名医でしたがもうお年で引退されています。


その娘さんで、私も何度か診てもらったこともあるのですが

話が噛み合わないので、私は別の所に行っているのです


でも母は

なにしろ近いし、一通りの処置はしてもらえるのでこれからも通うことになるでしょう。




先日
知人に会ってそのことを話したら

その人も昔 両親を診てもらいに行ったところ

(お父さんの)「心臓も肺もボロボロや」と言われて

横にいたお母さんがそれを聞いてショックを受けて大変だったとのこと


お年寄りに対しての

ものの言い方というものがあると思います




母は
その後もう一度血液検査をしたら

数値が全て正常範囲内という結果で

まるでオール5の通知表をもらった子供のように嬉しそうで

すっかり元気になり


そしてもう一つ気にしていた胃の検査も

息子が受けたクリニックが

全く苦痛なく胃の内視鏡検査をしてくれると友達から聞き

連れて行ってきたのですがそちらも異常なし




それでホッとしたら

現金なものでコロッと手のひらを返したように復活


娘が私の還暦のお祝いで招待するから「おばあちゃんも一緒に来て」と

言ってくれてたのですが


少し前までは

「私は行けへんからあんた1人で行ってきて」と言ってたくせに

もう今は行く気満々で




猛暑の中、振りまわされましたが

何とか元に戻ってくれてホッとしました



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