横山大観と日本庭園で有名な足立美術館

夏休みのある日、東京から会社時代の元上司が旅行で山陰へ。
二日間にわたり出雲大社、日御碕灯台、国宝松江城、宍道湖の夕日、そして私がおすすめの足立美術館へ案内した。
足立美術館は、地元出身の足立全康（あだちぜんこう）が昭和４５年７１歳の時に開館。横山大観の収集で有名だが、もう一つの特色はその広大な日本庭園。米国の日本庭園専門雑誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』が行う日本庭園ランキングで13年連続で庭園日本一に選出された質の高い庭園が有名。ここは散策を行なえる庭園ではなく、一枚の額から眺める絵画のような美術性の高い庭園であると思う。
私の父は当時某会社で重量物運搬に関わる職場におり、この庭園作成に参画してクレーンを使って庭石の配置など足立全康氏とともに庭造りの仕事をしたといっていた。