通信簿のプレゼントは…。

おこんばんわ～。
本日は

トルコの、
小・中・高校の
通信簿の日。

週末をはさんで
月曜日から

子供たちは
２週間の冬休み、に
入るわけっす。

自分の家に
小さい子供が
いなくなると

どうも、
その辺の感覚が
ボケるんだけどｗ

昔はさ～。
通信簿の日、って～と

緊張したもんだよね～ｗ
期待と緊張っていうか。

どきどき、わくわく
って～か。

今はさ。
日本の学校は

どうなのか
わからんのですが。

トルコの学校はね。
ネットで、

自分の通信簿の内容とか
見れちゃうんだよねｗ

紙の通信簿を
もらう前に

ネットで
見れてしまう、というｗ

だから。きっと
昔みたいな

ドキドキ感は
ないのかな～と
思ったり。

日本では。
というか。

少なくとも
ひつじ飼いの
育った家、では。

通信簿の成績が
良いと

褒めてもらった
けども。

それだけ、だったと
記憶しておるんですが。

トルコではね。
成績表が良いと

お小遣いをもらったり
プレゼントを買ってもらったりする

お家が
多い、んですな。

と～ちゃんファミリーも
そういうお家、で

子供たちは、
通信簿が、よろしいと

それを、親や
おじさんたちに
見せて歩くのだね。

で、見た人、見た人から
お褒めの言葉、とともに

お小遣いを
集めて歩くと。

うちの子供らも
小さい時は

通信簿、もらう度に
小遣い稼ぎ、を
しておりやしたｗ

まあ、それはそれで
微笑ましい光景、なんだけど。

今日さ。
ニュースで、

リポーターが
小学校低学年の
小さい子に

通信簿のプレゼントは
何を買ってもらうの～？と

何気なく
聞いたところ

男の子は。
成績が良かったから、お母さんが
僕に、お肉を買ってくれるんだ～！

と。
それは、嬉しそうに
答えましてね～（汗）

いや。
その答えを聞いた

すべての大人が
凍ったよね。

テレビを見ていた
トルコ中の、大人が…。

通信簿のプレゼントって！
本とか、おもちゃとか

旅行に行く、とか
映画に行く、とか。

お肉を買ってもらうって…！
子供は、計らずも

トルコの現状を
今の、滅茶苦茶な

経済状態の
しわ寄せを

素直に、率直に
言葉にしたわけ、ですよ。

お肉は。
普通に、毎日
食べられるもの、じゃなくて

特別な日に
プレゼント、として

買ってもらえる
非日常的な存在、に
なってしまっておるのです。

事実。
イスタンブールなどの
大都市で

小さなスーパーから
お肉売り場、や
チーズ売り場などが

なくなっておる
そうで。

お客が、
買わないから。

お肉やチーズが
滅茶苦茶、値上げして

買うお客が
いないので

売り場があっても
無駄、ってことらしい。

他にもね。
社会奉仕活動みたいな事を
している女性が

ある、テレビ番組で
話していたんだけど。

先日、イスタンブールで
子供たちに

どんな食べ物が好き？
と聞いたそうで。

ハンバーガーとかさ。
そういう返答を
期待してたそうなんだけど。

子供たちは
「マカロニ」と
答えたそうで。

何で？ハンバーガーとか
嫌いなの？

と。
聞いたところ

ハンバーガーは
小さいから

お腹がいっぱいに
ならない、と。

マカロニなら
いっぱいあるから

お腹がいっぱいに
なるから、好き！
ってね。

味が、どうとかでは
なくて

お腹いっぱい
食べられるか、どうかが

すでに。
判断の基準に
なってしまっておる、という。

本気で、質より量に
なってる。

これは、
イスタンブールに
限ったこと、ではなくて。

トルコ全国。
どこでも、同じなんです。

と。
その女性は、
話しておりやした。

トルコ国民の
大多数の

困窮度は、まじめに
最終コーナーに
来てますだ。

去年の１２月に
突然

大統領が、変なこと
し始めて

一挙に経済は
崩壊しちまいました。

こんな状態では
とても、もつわけがない。

国民、みんなが
今か、今か、と

選挙の日を
待っておりやす。

ホント。
トルコって。

つくづく
波乱万丈な国だよな～（爆）



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