後藤さんの状況は
膠着状態に
陥ってしまいましたね…。
あ!先に、ここで
お詫びなのですが。
先日アップした
ヨルダン人パイロットの解放か、
という記事は
誤報であったと
情報をいただきました。
ヨルダン政府が
否定しているんだそうで。
トルコの報道機関の
勇み足だったようです…。
謹んで、
お詫び申し上げます。
ってか。
そんな、大手の新聞社でも
誤報するのね…。
それだけ、情報が
交錯している
ということなのでしょうか。
ヨルダン政府が
「パイロットの安否を公表しろ」
と条件を出してから。
イスラム国側からは
何の応答もなくなりましたね。
特に、ヨルダン政府は
「もし、パイロットを処刑した場合は
ヨルダンの刑務所に囚われている
イスラム過激派の囚人を
すべて、死刑にする」
と。
脅しをかけているそうで。
何と言うか。
目には目を(あれ?これ、イスラムじゃなかったかな)を
実践してて
スゴイナ~…と思ったり。
日本の記事では。
国境周辺に集結する
報道陣に対して
「どれでもいいから、捕まえて、新たな人質交渉に使え!」
と
イスラム国支持者側から
ツイートがあるとか、ないとかで。
元の記事は、こちら
→→→http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%80%90%e3%82%a4%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%83%a0%e5%9b%bd%e6%ae%ba%e5%ae%b3%e8%84%85%e8%bf%ab%e3%80%91%e3%80%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e8%a8%98%e8%80%85%e3%82%92%e8%aa%98%e6%8b%90%e3%81%9b%e3%82%88%e3%80%8d-%e3%80%8c%e3%82%a4%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%83%a0%e5%9b%bd%e3%80%8d%e6%94%af%e6%8c%81%e8%80%85%e3%82%89%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%ab%e6%9b%b8%e3%81%8d%e8%be%bc%e3%81%bf-%e6%a8%aa%e8%a1%8c%e3%81%99%e3%82%8b%e4%ba%ba%e8%b3%aa%e3%83%93%e3%82%b8%e3%83%8d%e3%82%b9/ar-AA8M8fw
日本国政府側からも
自粛要請が出たみたいだし。
トルコ側からも
アクチャカレ検問所付近は
朝の9時から夕方5時以降は
周辺立ち入り禁止処置が
取られた模様です。
今日あたりは。
トルコのニュースでも
頻繁に
人質問題を
取り上げていましたが。
何ら。進展は
ない模様…。
残念ながら。
イスタンブールにお住まいの
日本人コーディネーターの方が
事故で亡くなられたそうで。
トルコの新聞でも
今朝、一面で報道されてました。
彼女も、いうなれば
この事件の、犠牲者の一人ですよね。
心よりご冥福を
お祈り申し上げます。
そして。
大使館から
またも、長文の追加メールが
きましたよ~。
********
トルコについての渡航情報(危険情報)(一部引上)
トルコについての渡航情報(危険情報)の発出(一部引き上げ)
1月30日付にて、シリア及びイラクとの国境地帯に関する危険情報を引き上げ、「退避を勧告します。渡航を延期してください」と致しましたので、在留邦人の皆様におかれては、十分ご注意願います。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?infocode=2015T009#ad-image-0
●シリア及びイラクとの国境地帯
:「退避を勧告します。渡航を延期してください。」(引き上げ)
●ハッカーリ県、シュルナク県、ハタイ県、キリス県、ガジアンテプ県、シャンルウルファ県、マルディン県(以上、シリア及びイラクとの国境地帯を除く)
:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●イスタンブール県及び南東部9県(トゥンジェリ、エラズー、ビンギョル、ディヤルバクル、バトマン、ムシュ、ビトリス、シールト、ヴァン)
:「十分注意してください。」(継続)
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
1.概況
(1)トルコのシリア国境地帯においては、邦人拘束事案の取材を行う日本人記者が同地域に集結しているとの情報が、日本人記者の個人が特定できる写真付きでインターネットに配信・拡散しています。ISIL(イスラム過激派組織「イラクとレバントのイスラム国」)関係者はインターネット等のメディアを密にモニターしているとされ、日本人記者が集結していることをISIL関係者が承知している可能性が高いと考えられます。このような状況をふまえ、同地域において日本人をターゲットとする拘束、誘拐、テロ等の危害が及ぶおそれが強く懸念されます。
(2)長年、トルコ当局に対する攻撃を繰り返してきた反政府武装組織「クルド労働者党(PKK:別名「クルド人民会議(KONGRA-GEL)」については、2013年3月以降、トルコ政府との間で和平プロセスが進行中で、これまでのようなテロ攻撃の頻発は見られなくなりました。ただし、未だ誘拐事件や爆弾事件が散発しているため、今後も動静を注意深く見守っていく必要があります。
(3)アル・カーイダ関連組織は、2003年11月、在イスタンブール英国総領事館など市内4か所で多数の死傷者を出した爆弾テロ事件以降、大規模なテロ事件は起こしていません。他方、アル・カーイダ等の過激思想の影響を受けた3人のテロリストが、2008年7月、在イスタンブール米国総領事館の警察官詰め所を襲撃し、警察官3人を殺害する事件が発生しました。
(4)トルコ国内では、政情や社会情勢を受けて,デモや抗議活動が突発的に行われることがあります。それに対し、警察当局も放水銃や催涙ガス等を使用し、強制的に排除する場合もあるため、デモ等に近づくことは危険です。
(5)一般犯罪に関しては、イスタンブール県など国内主要観光地において、日本人旅行者を狙った盗難事件の被害が多数報告されています。また、女性をねらった性犯罪の発生も報告されています。
2.地域情勢
(1)シリア及びイラクとの国境地帯
:「退避を勧告します。渡航を延期してください。」
トルコのシリア国境地帯においては、邦人拘束事案の取材を行う日本人記者が同地域に集結しているとの情報が、日本人記者の個人が特定できる写真付きでインターネットに配信・拡散しています。ISIL(イスラム過激派組織「イラクとレバントのイスラム国」)関係者はインターネット等のメディアを密にモニターしているとされ、日本人記者が集結していることをISIL関係者が承知している可能性が高いと考えられます。このような状況をふまえ、同地域において日本人をターゲットとする拘束、誘拐、テロ等の危害が及ぶおそれが強く懸念されます。
つきましては、同国境地帯への渡航を予定されている方は、目的の如何を問わず渡航を延期してください。また同地域に滞在している方は、直ちに国外等の安全な地域へ退避するよう強く勧告します。
「トルコにおけるシリアとの国境付近での取材に際する注意喚起について(その2)」(http://www.anzen.mofa.go.jp/attached2/attached_press20150130.pdf )
(2)ハッカーリ県、シュルナク県、ハタイ県、キリス県、ガジアンテプ県、シャンルウルファ県、マルディン県(以上、シリア及びイラクとの国境地帯を除く)
:「渡航の是非を検討してください。」
ア 2013年3月以降、トルコ政府とPKKとの間で停戦協定が結ばれ、和平プロセスが進行中であり、以前と比べて軍や警察との衝突や治安当局等へのテロ攻撃は激減しました。しかしながら、その一方でPKKは未だ一定の勢力を有しており、特にPKKの拠点に近いハッカーリ、シュルナクの両県を含めたトルコ南東部においては、依然として誘拐事案や爆弾事件等の発生が散発的に見られます。
イ シリアと国境を接する各県においては、シリア国内での紛争及びISILの勢力拡大の影響を受けて流入する多数の避難民に混じってイスラム過激派が入り込んでいることが疑われており、また、銃器や弾薬の発見が相次ぐなど治安の悪化が懸念されています。2014年10月には、シャンルウルファ県において、イスラム過激派によると思われる拉致未遂事件が発生しました。また、一部地域は、クルド人部隊が北イラクからトルコ領内を通過してシリア側に入国して参戦するためのルートになっているほか、同地域では部族間抗争による死傷者の発生も散見されていることから、ハタイ、ガジアンテプ、キリス、シャンルウルファ、マルディン(以上、シリア国境地帯を除く)の各県についての危険情報を「十分注意してください。」から「渡航の是非を検討してください。」に引き上げます。
つきましては、同地域への不要不急の渡航・滞在は控えることをお勧めします。渡航・滞在する場合には、現地の最新の情報の入手に努めるとともに、特に夜間の外出は控えるなど、常に周囲の状況に注意を払い、自身の安全対策に万全を期してください。
(3)イスタンブール県
:「十分注意してください。」
イスタンブール県内では、和平プロセスの影響により、PKKによるとみられる爆弾テロ事件件数は大幅に減少しました。しかしながら、過去には多数の死傷者を出した爆弾事件が発生しており、和平プロセスの進捗状況によっては、再び過激なテロ行為を実行する懸念は払拭できません。
また、2013年5月末に発生したゲジ公園再開発計画反対デモに象徴されるように、イスタンブール県内では過激なデモが多数発生しています。2014年10月には、シリア内戦、ISILの台頭を受けて、政府の対応に抗議するデモが市内各所で発生し、一部地域ではデモ隊が火炎瓶を投てきし、市営バス等を炎上させるなどの事態も発生しています。
つきましては、イスタンブール県に渡航・滞在される方は、上記情勢に留意するとともに、最新の治安情報の入手に努め、テロ事件等、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
(4)南東部9県(トゥンジェリ、エラズー、ビンギョル、ディヤルバクル、バトマン、ムシュ、ビトリス、シールト、ヴァン)
:「十分注意してください。」
トルコ南東部では、トルコ政府とPKKの和平プロセスが進行している一方で、未だにPKKによる誘拐、爆弾事件が散見されています。また、シリア情勢に対する政府の取組み等に抗議するデモが発生しており、デモの混乱による死傷者も発生しています。
つきましては、同地域に渡航・滞在される方は、上記情勢に留意するとともに、最新の治安情報の入手に努め、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
(5)その他の地域
シリア北部の街アイン・アル・アラブの南方に、トルコの飛び地として「スレイマン・シャーの廟」があります。現在シリア全土について「退避を勧告します。渡航は延期してください。」の危険情報が発出されていますので、如何なる目的であれ同地への渡航は控えてください。
3.滞在に当たっての注意
トルコ滞在中は、下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、外務省、在トルコ日本国大使館、在イスタンブール日本国総領事館、現地関係機関、報道等により最新情報を入手するよう努めてください。
(1)全般的な注意事項
ア 首都アンカラを含め、各地でPKK又はその他の過激派組織によると思われる爆弾事件や爆弾未遂事件が散発しています。首都アンカラでは、2013年2月、国内過激派組織による米国大使館自爆テロが発生し、自爆犯を含む2人が死亡しました。また、警察、軍駐屯地などの治安関係施設、政府機関などもテロの標的となる可能性がありますので、可能な限り近づかないよう注意してください。
イ 観光地もテロの対象となり得ることに常に留意し、ホテル、ショッピングセンター、レストラン、その他の娯楽施設(ディスコ、ナイトクラブ、バーなど)を含め、可能な限り警備体制の整った施設を利用するようお勧めします。
ウ 建物内及び街頭や公園などの野外を含め、放置された不審物(バッグ、袋、包みなど)やゴミ箱に爆弾が隠されている可能性がありますので、常にそうした物がないか周囲に気を付け、不審物があった場合には近づかないよう注意してください。
エ トルコ国内の各都市では、大規模なデモが行われることがあります。これらデモの際にデモ参加者が暴徒化して警察部隊と衝突し、双方に死傷者が出た例もあります。巻き添え被害に遭わないよう、デモが行われている現場や群衆が集まっている場所には近づかないようにしてください。
(2)観光旅行者向けの注意事項
ア 在留届の提出義務のない3か月未満の短期滞在の方(海外旅行・出張者など)について、現地での滞在予定を登録していただけるシステムとして、2014年7月1日より、外務省海外旅行登録(「たびレジ」)の運用を開始しています(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。登録者は、滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡などの受け取りが可能ですので、是非活用してください。
イ 観光地等において、スリ、置き引き、偽警官による金品詐取、路上強盗、ひったくり、極めて悪質なじゅうたん販売(時には暴行を含む)、ぼったくりバーなどの被害報告がありますので十分注意してください。
(3)長期滞在者向けの注意事項
ア 現地に3か月以上滞在される方は、「在留届」の提出が義務づけられており、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在トルコ日本国大使館又は在イスタンブール日本国総領事館に在留届を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はトルコから転出するときは、必ずその旨を届け出てください。なお、在留届は、在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また、郵送、FAXによっても届出を行うことができますので、在トルコ日本国大使館又は在イスタンブール日本国総領事館まで送付してください。
イ スリ、ひったくりのほか、空き巣及び車上荒らしの被害が報告されています。普段から玄関の鍵や窓の格子をよく点検するとともに、外出の際には施錠を確認してください。また、街中では身の周りに十分注意してください。
車上荒らしの被害に遭わないよう、車内に貴重品を放置したまま車から離れたり、夜間の路上駐車は避けてください。
4.隣国のシリア、イラク、イラン、グルジア、アルメニアについても別途危険情報が発出されていますので、併せて留意してください。
(問い合わせ窓口)
○外務省海外安全相談センター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
○外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
(現地大使館等連絡先)
○在トルコ日本国大使館
住所:Resit Galip Caddesi No.81, Gaziosmanpasa, Ankara, Turkey
電話:0312-446-0500
国外からは(国番号90)312-446-0500
FAX:0312-437-1812
国外からは(国番号90)312-437-1812
ホームページ:http://www.tr.emb-japan.go.jp/index_j.htm
○在イスタンブール総領事館
住所:Tekfen Tower 10th Floor, Buyukdere Caddesi No.209, 4. Levent 34394, Istanbul, Turkey
電話:0212-317-4600
国外からは(国番号90)212-317-4600
FAX:0212-317-4604
国外からは(国番号90)212-317-4604
ホームページ:http://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/index_j.html
*******
今回は、
内容が、事細かになってますね。
旅行に来られる方も
どうぞ、参考になさってください。
くれぐれも。
携帯片手に
「決定的瞬間が見れるかも」
なんて
シリア国境とかには
行かないように。
しゃれになりませんから。
本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます!
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という記事は
誤報であったと
情報をいただきました。
ヨルダン政府が
否定しているんだそうで。
トルコの報道機関の
勇み足だったようです…。
謹んで、
お詫び申し上げます。
ってか。
そんな、大手の新聞社でも
誤報するのね…。
それだけ、情報が
交錯している
ということなのでしょうか。
ヨルダン政府が
「パイロットの安否を公表しろ」
と条件を出してから。
イスラム国側からは
何の応答もなくなりましたね。
特に、ヨルダン政府は
「もし、パイロットを処刑した場合は
ヨルダンの刑務所に囚われている
イスラム過激派の囚人を
すべて、死刑にする」
と。
脅しをかけているそうで。
何と言うか。
目には目を(あれ?これ、イスラムじゃなかったかな)を
実践してて
スゴイナ~…と思ったり。
日本の記事では。
国境周辺に集結する
報道陣に対して
「どれでもいいから、捕まえて、新たな人質交渉に使え!」
と
イスラム国支持者側から
ツイートがあるとか、ないとかで。
元の記事は、こちら
→→→http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%80%90%e3%82%a4%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%83%a0%e5%9b%bd%e6%ae%ba%e5%ae%b3%e8%84%85%e8%bf%ab%e3%80%91%e3%80%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e8%a8%98%e8%80%85%e3%82%92%e8%aa%98%e6%8b%90%e3%81%9b%e3%82%88%e3%80%8d-%e3%80%8c%e3%82%a4%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%83%a0%e5%9b%bd%e3%80%8d%e6%94%af%e6%8c%81%e8%80%85%e3%82%89%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%ab%e6%9b%b8%e3%81%8d%e8%be%bc%e3%81%bf-%e6%a8%aa%e8%a1%8c%e3%81%99%e3%82%8b%e4%ba%ba%e8%b3%aa%e3%83%93%e3%82%b8%e3%83%8d%e3%82%b9/ar-AA8M8fw
日本国政府側からも
自粛要請が出たみたいだし。
トルコ側からも
アクチャカレ検問所付近は
朝の9時から夕方5時以降は
周辺立ち入り禁止処置が
取られた模様です。
今日あたりは。
トルコのニュースでも
頻繁に
人質問題を
取り上げていましたが。
何ら。進展は
ない模様…。
残念ながら。
イスタンブールにお住まいの
日本人コーディネーターの方が
事故で亡くなられたそうで。
トルコの新聞でも
今朝、一面で報道されてました。
彼女も、いうなれば
この事件の、犠牲者の一人ですよね。
心よりご冥福を
お祈り申し上げます。
そして。
大使館から
またも、長文の追加メールが
きましたよ~。
********
トルコについての渡航情報(危険情報)(一部引上)
トルコについての渡航情報(危険情報)の発出(一部引き上げ)
1月30日付にて、シリア及びイラクとの国境地帯に関する危険情報を引き上げ、「退避を勧告します。渡航を延期してください」と致しましたので、在留邦人の皆様におかれては、十分ご注意願います。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?infocode=2015T009#ad-image-0
●シリア及びイラクとの国境地帯
:「退避を勧告します。渡航を延期してください。」(引き上げ)
●ハッカーリ県、シュルナク県、ハタイ県、キリス県、ガジアンテプ県、シャンルウルファ県、マルディン県(以上、シリア及びイラクとの国境地帯を除く)
:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●イスタンブール県及び南東部9県(トゥンジェリ、エラズー、ビンギョル、ディヤルバクル、バトマン、ムシュ、ビトリス、シールト、ヴァン)
:「十分注意してください。」(継続)
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
1.概況
(1)トルコのシリア国境地帯においては、邦人拘束事案の取材を行う日本人記者が同地域に集結しているとの情報が、日本人記者の個人が特定できる写真付きでインターネットに配信・拡散しています。ISIL(イスラム過激派組織「イラクとレバントのイスラム国」)関係者はインターネット等のメディアを密にモニターしているとされ、日本人記者が集結していることをISIL関係者が承知している可能性が高いと考えられます。このような状況をふまえ、同地域において日本人をターゲットとする拘束、誘拐、テロ等の危害が及ぶおそれが強く懸念されます。
(2)長年、トルコ当局に対する攻撃を繰り返してきた反政府武装組織「クルド労働者党(PKK:別名「クルド人民会議(KONGRA-GEL)」については、2013年3月以降、トルコ政府との間で和平プロセスが進行中で、これまでのようなテロ攻撃の頻発は見られなくなりました。ただし、未だ誘拐事件や爆弾事件が散発しているため、今後も動静を注意深く見守っていく必要があります。
(3)アル・カーイダ関連組織は、2003年11月、在イスタンブール英国総領事館など市内4か所で多数の死傷者を出した爆弾テロ事件以降、大規模なテロ事件は起こしていません。他方、アル・カーイダ等の過激思想の影響を受けた3人のテロリストが、2008年7月、在イスタンブール米国総領事館の警察官詰め所を襲撃し、警察官3人を殺害する事件が発生しました。
(4)トルコ国内では、政情や社会情勢を受けて,デモや抗議活動が突発的に行われることがあります。それに対し、警察当局も放水銃や催涙ガス等を使用し、強制的に排除する場合もあるため、デモ等に近づくことは危険です。
(5)一般犯罪に関しては、イスタンブール県など国内主要観光地において、日本人旅行者を狙った盗難事件の被害が多数報告されています。また、女性をねらった性犯罪の発生も報告されています。
2.地域情勢
(1)シリア及びイラクとの国境地帯
:「退避を勧告します。渡航を延期してください。」
トルコのシリア国境地帯においては、邦人拘束事案の取材を行う日本人記者が同地域に集結しているとの情報が、日本人記者の個人が特定できる写真付きでインターネットに配信・拡散しています。ISIL(イスラム過激派組織「イラクとレバントのイスラム国」)関係者はインターネット等のメディアを密にモニターしているとされ、日本人記者が集結していることをISIL関係者が承知している可能性が高いと考えられます。このような状況をふまえ、同地域において日本人をターゲットとする拘束、誘拐、テロ等の危害が及ぶおそれが強く懸念されます。
つきましては、同国境地帯への渡航を予定されている方は、目的の如何を問わず渡航を延期してください。また同地域に滞在している方は、直ちに国外等の安全な地域へ退避するよう強く勧告します。
「トルコにおけるシリアとの国境付近での取材に際する注意喚起について(その2)」(http://www.anzen.mofa.go.jp/attached2/attached_press20150130.pdf )
(2)ハッカーリ県、シュルナク県、ハタイ県、キリス県、ガジアンテプ県、シャンルウルファ県、マルディン県(以上、シリア及びイラクとの国境地帯を除く)
:「渡航の是非を検討してください。」
ア 2013年3月以降、トルコ政府とPKKとの間で停戦協定が結ばれ、和平プロセスが進行中であり、以前と比べて軍や警察との衝突や治安当局等へのテロ攻撃は激減しました。しかしながら、その一方でPKKは未だ一定の勢力を有しており、特にPKKの拠点に近いハッカーリ、シュルナクの両県を含めたトルコ南東部においては、依然として誘拐事案や爆弾事件等の発生が散発的に見られます。
イ シリアと国境を接する各県においては、シリア国内での紛争及びISILの勢力拡大の影響を受けて流入する多数の避難民に混じってイスラム過激派が入り込んでいることが疑われており、また、銃器や弾薬の発見が相次ぐなど治安の悪化が懸念されています。2014年10月には、シャンルウルファ県において、イスラム過激派によると思われる拉致未遂事件が発生しました。また、一部地域は、クルド人部隊が北イラクからトルコ領内を通過してシリア側に入国して参戦するためのルートになっているほか、同地域では部族間抗争による死傷者の発生も散見されていることから、ハタイ、ガジアンテプ、キリス、シャンルウルファ、マルディン(以上、シリア国境地帯を除く)の各県についての危険情報を「十分注意してください。」から「渡航の是非を検討してください。」に引き上げます。
つきましては、同地域への不要不急の渡航・滞在は控えることをお勧めします。渡航・滞在する場合には、現地の最新の情報の入手に努めるとともに、特に夜間の外出は控えるなど、常に周囲の状況に注意を払い、自身の安全対策に万全を期してください。
(3)イスタンブール県
:「十分注意してください。」
イスタンブール県内では、和平プロセスの影響により、PKKによるとみられる爆弾テロ事件件数は大幅に減少しました。しかしながら、過去には多数の死傷者を出した爆弾事件が発生しており、和平プロセスの進捗状況によっては、再び過激なテロ行為を実行する懸念は払拭できません。
また、2013年5月末に発生したゲジ公園再開発計画反対デモに象徴されるように、イスタンブール県内では過激なデモが多数発生しています。2014年10月には、シリア内戦、ISILの台頭を受けて、政府の対応に抗議するデモが市内各所で発生し、一部地域ではデモ隊が火炎瓶を投てきし、市営バス等を炎上させるなどの事態も発生しています。
つきましては、イスタンブール県に渡航・滞在される方は、上記情勢に留意するとともに、最新の治安情報の入手に努め、テロ事件等、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
(4)南東部9県(トゥンジェリ、エラズー、ビンギョル、ディヤルバクル、バトマン、ムシュ、ビトリス、シールト、ヴァン)
:「十分注意してください。」
トルコ南東部では、トルコ政府とPKKの和平プロセスが進行している一方で、未だにPKKによる誘拐、爆弾事件が散見されています。また、シリア情勢に対する政府の取組み等に抗議するデモが発生しており、デモの混乱による死傷者も発生しています。
つきましては、同地域に渡航・滞在される方は、上記情勢に留意するとともに、最新の治安情報の入手に努め、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
(5)その他の地域
シリア北部の街アイン・アル・アラブの南方に、トルコの飛び地として「スレイマン・シャーの廟」があります。現在シリア全土について「退避を勧告します。渡航は延期してください。」の危険情報が発出されていますので、如何なる目的であれ同地への渡航は控えてください。
3.滞在に当たっての注意
トルコ滞在中は、下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、外務省、在トルコ日本国大使館、在イスタンブール日本国総領事館、現地関係機関、報道等により最新情報を入手するよう努めてください。
(1)全般的な注意事項
ア 首都アンカラを含め、各地でPKK又はその他の過激派組織によると思われる爆弾事件や爆弾未遂事件が散発しています。首都アンカラでは、2013年2月、国内過激派組織による米国大使館自爆テロが発生し、自爆犯を含む2人が死亡しました。また、警察、軍駐屯地などの治安関係施設、政府機関などもテロの標的となる可能性がありますので、可能な限り近づかないよう注意してください。
イ 観光地もテロの対象となり得ることに常に留意し、ホテル、ショッピングセンター、レストラン、その他の娯楽施設(ディスコ、ナイトクラブ、バーなど)を含め、可能な限り警備体制の整った施設を利用するようお勧めします。
ウ 建物内及び街頭や公園などの野外を含め、放置された不審物(バッグ、袋、包みなど)やゴミ箱に爆弾が隠されている可能性がありますので、常にそうした物がないか周囲に気を付け、不審物があった場合には近づかないよう注意してください。
エ トルコ国内の各都市では、大規模なデモが行われることがあります。これらデモの際にデモ参加者が暴徒化して警察部隊と衝突し、双方に死傷者が出た例もあります。巻き添え被害に遭わないよう、デモが行われている現場や群衆が集まっている場所には近づかないようにしてください。
(2)観光旅行者向けの注意事項
ア 在留届の提出義務のない3か月未満の短期滞在の方(海外旅行・出張者など)について、現地での滞在予定を登録していただけるシステムとして、2014年7月1日より、外務省海外旅行登録(「たびレジ」)の運用を開始しています(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。登録者は、滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡などの受け取りが可能ですので、是非活用してください。
イ 観光地等において、スリ、置き引き、偽警官による金品詐取、路上強盗、ひったくり、極めて悪質なじゅうたん販売(時には暴行を含む)、ぼったくりバーなどの被害報告がありますので十分注意してください。
(3)長期滞在者向けの注意事項
ア 現地に3か月以上滞在される方は、「在留届」の提出が義務づけられており、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在トルコ日本国大使館又は在イスタンブール日本国総領事館に在留届を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はトルコから転出するときは、必ずその旨を届け出てください。なお、在留届は、在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また、郵送、FAXによっても届出を行うことができますので、在トルコ日本国大使館又は在イスタンブール日本国総領事館まで送付してください。
イ スリ、ひったくりのほか、空き巣及び車上荒らしの被害が報告されています。普段から玄関の鍵や窓の格子をよく点検するとともに、外出の際には施錠を確認してください。また、街中では身の周りに十分注意してください。
車上荒らしの被害に遭わないよう、車内に貴重品を放置したまま車から離れたり、夜間の路上駐車は避けてください。
4.隣国のシリア、イラク、イラン、グルジア、アルメニアについても別途危険情報が発出されていますので、併せて留意してください。
(問い合わせ窓口)
○外務省海外安全相談センター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
○外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
(現地大使館等連絡先)
○在トルコ日本国大使館
住所:Resit Galip Caddesi No.81, Gaziosmanpasa, Ankara, Turkey
電話:0312-446-0500
国外からは(国番号90)312-446-0500
FAX:0312-437-1812
国外からは(国番号90)312-437-1812
ホームページ:http://www.tr.emb-japan.go.jp/index_j.htm
○在イスタンブール総領事館
住所:Tekfen Tower 10th Floor, Buyukdere Caddesi No.209, 4. Levent 34394, Istanbul, Turkey
電話:0212-317-4600
国外からは(国番号90)212-317-4600
FAX:0212-317-4604
国外からは(国番号90)212-317-4604
ホームページ:http://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/index_j.html
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今回は、
内容が、事細かになってますね。
旅行に来られる方も
どうぞ、参考になさってください。
くれぐれも。
携帯片手に
「決定的瞬間が見れるかも」
なんて
シリア国境とかには
行かないように。
しゃれになりませんから。
本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます!
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