ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

目隠しして、綱渡り的毎日w

2016年07月31日 05時43分37秒 | 事件・事故・宗教・政治
皆様、おこんばんわで
ございますw

またまた
1週間ほど

姿をくらまして
おりましたでしょ~かw

いや。
ほら。

例の、クーデター未遂事件から
実に、2週間ほど

経過した
わけなんすけど。

相変わらず。
トルコのテレビでは

どのチャンネルでも
クーデター未遂のニュース
ばっかりでww

前はさ。
例えば

東部で兵士が
テロリストの仕掛けた罠のせいで

何人、殉死しました
とか。

どっか他の国でも
事件が起こりました、とか。

普通ねえ~。
ニュースなんだから

そういう事も
伝えるよね?

現在は。
そういうニュースは5分くらいで

ダッシュで流して
またまた

クーデターのニュースに
戻るわけですよ。

お陰で。
あんまり、トルコのニュースを
つけなくなっとります。

大まかな
社会の動き、としては。

逮捕された兵士の
取調べが続行中で

無罪、と判断された
ヒラの兵士は

近々、無罪放免に
なるとか。

トルコ全国で
大小あわせて

130以上の
メディア(新聞社、テレビ局)が閉鎖に追い込まれた、とか。

大統領が
参謀本部と、諜報機関(MIT)を

自分の直属機関に
しようと提案してる、とか。

グレン教団に関係する、とされる
財団や会社が

踏み込み強制捜査を
受けてる、とか。

何たって。
非常事態宣言ですから

何でもあり、で
ございます。

いつまで続くのか
わからないけど。

相変わらず、トルコ
上を下への、大騒ぎでござんす。

ひつじ飼い家は
っていうと。

長男次男の
ダブル受験体制も

そろそろ
本格的になってきて。

次男の補習は
始まってるし

長男の補習は
来週から始まるし。

お尻を
まくしたてて歩くのが

役目、の
ひつじ飼いとしても

ぼちぼち
忙しくなってきてるわけ。

夏の恒例、大掃除も
開始したし。

なんと、めでたい事に
と~ちゃんのツアーも

やっとこさっとこ
再開の様相を呈してきておりやして。

明日から
1週間の黒海ツアーに
でかけますだ。

去年、今年と
トルコ人の間では

黒海方面ツアーが
ちょっとした、ブームなんだよね。

黒海沿いを
ずっと、東へ旅行して

お隣のグルジアへも
ちょいと、

足を伸ばして
帰ってくるわけどす。

グルジアには
トルコ人は

短期なら
パスポートなしで
入国できるので

こんなツアーも
組めるわけだよね。

ひつじ飼いは、
て~とね。

間違って、
アレルギーのクスリを
きらしちまいましてね。

朝晩の
激しい気温差のお陰で

鼻水だらだら
目はカユイ

時々
咳もでるし

もうね~。
季節性アレルギー(と、こちらでは言われる)の症状

ばりばりで
ございますだよ。

ぐるじいわあ~。
月曜日になったら

速攻
クスリもらってこなきゃ(涙)

実はね。
今日まで

義兄2号の息子君が
うちにいたのさ。

彼は、今夏
大学の薬学部を
卒業しましてね。

現在。
薬局を開業しようと

あちらこちら
下見して歩いているわけ。

で。
ネブに良い物件がある、
ってわけで

ここにも
下見にやってきた。

ところが。
顧客がたくさんいて

現在も、ばりばり
稼働中なのに

売りに出されてた
ある、薬局があったんだけど。

なんと。
ここの旧オーナー

グレン教団内の
ネブシェヒール支部?の

幹部?だか
なんからしくて

今回のごたごたで
お縄になって

現在は
服役中、なんだそうで(爆)

ま。
そういうイキサツで

絶賛稼働中の薬局を
売りに出してたんだそうだ。

ま。
薬局自体は

お手ごろ値段、
だったんだけどね。

ここで、この人から
薬局を譲り受けて

後で。
お前、実は

グレン教団と
何か関係のある人間なんだろ、とか。

いろいろと
面倒が起こると、嫌なので。

結局。
考えに考えた結果。

この物件には
手を出さない事に、決めたそう。

すんごく。
世渡りが

難しい状態に
なっとりますよ。今のトルコ。

ますます
難しい状態に

なって行きそうな
雲行きだしねえ~。

いくら
アッラーの神様任せ、とはいえ

さすがに
先が見えなさ過ぎて

目隠しして
ツナ渡りしてるみたいで

あまりにも
コワイ、今日この頃ですだ~。

トルコ
どうなっちゃうんだろうね?


本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

ぽちっと応援
よろしくお願いします。


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その時、市民は…。

2016年07月23日 09時00分13秒 | 事件・事故・宗教・政治
おこんばんわ、で
ございますw

ホントは。
毎日、更新したい

あっしなんで
ござんすがw←ここら辺が、こじつけくさいw

トルコの夏は
仕事が多くてね(爆)

と~ちゃんの
知り合いの果樹園から

サワーチェリー
20キロが届いちゃったりw

夏の定番。
大掃除にとりかかってて。

洗濯に出してた
ジュウタンが

洗いあがって
届いちゃったり、と。

片付けなきゃいけない
仕事が

次から次へと
ずんどこずんどこ、やってきて。

夜、PCの前に座る頃には
すでに

こっくりこっくり
船漕いでる始末です。とほw

そんなひつじ飼いを
ヨソに。

世間は、毎日
大忙しみたいで。

大使館からは
ラブレターのように

ほぼ、毎日、注意メールの嵐で
ございますww

******************

在留邦人の皆様

一部報道によりますと、7月19日、シリアのマンビジュ市周辺で最近発生した対ISIL多国籍軍空軍機による誤爆事件(シリア人民間人56人死亡)に対し、トルコ在住シリア人が、7月24日(日)イスタンブールもしくはガージアンテプでの抗議集会を呼びかけているとのことです。
実施されるかは不明ですが、参加者が過激化する可能性もありますので、実施された場合は、安全確保のため近づかないようにご注意ください。

在トルコ日本国大使館

*****************

在留邦人の皆様

イスタンブール総領事館から先ほど総領事館管内の在留邦人に対し、下記の領事メールが発出されています。内容をご確認の上、イスタンブールへ行かれている方はご注意ください。
また,現非常事態下においては,治安情勢が予期せず悪化する可能性も排除できないので,万一の緊急事態に備え,今一度,旅券(有効期限の確認を含む),非常食料品,水・飲料等の緊急携行品についても,念のため,各家庭で確認・準備していただくようお願いします。
 
 在トルコ日本国大使館

===========

総領事館からのお知らせ(治安速報16-33 米国総領事館からの注意喚起 情報共有)

在留邦人の皆様へ

 昨21日、在イスタンブール米国総領事館は、米国市民に対し「市内において不要不急の移動、特に公共の場所や欧米人や外国人が多く訪れる場所への移動を控えるよう勧告する。過激主義組織が、近い将来にテロ攻撃を実行するために、7月15日のクーデター未遂事案後の混乱を利用する可能性がある」との内容の発表を行いました。

 治安速報で累次お伝えしていますとおり、ISIL等の脅威は今般クーデター未遂事件前から継続しており、治安機関はクーデター未遂事件への対応に追われて警備等に間隙が生じている可能性がある中、ISILやPKK等によるテロ実行の可能性には、引き続き十分に注意することが必要です。

 つきましては、引き続き、人の多く集まる場所等への訪問は可能な限り避けて頂き、自らの安全を確保には十分注意してください。

在イスタンブール日本国総領事館

******************

大使館が
警告するとおり。

現在、トルコは
クーデター失敗一色で

シリア内戦も
ISISテロも

吹っ飛んでおる
状態でござんしてw

警備しようにも
警察も軍人も

いっぱい
退職させちゃったし。

さて。
国防方面は、誰が守るの?

ってな。
感じが否めない今日この頃。

もう、こうなっては
個人個人で

気をつけるしか
ないでござんすね、っての。

すごい
うなずける雰囲気です。

くれぐれも、皆さん
気をつけましょうね…。

そんでね。
そんなクーデター失敗のニュースの中で

ひときわ、有名に
なってるおばちゃんがいる。
この人。



どの人かな?って
思った?

ほら。
トラックの運転席で

なんと。
黒シーツを被った

50歳過ぎの
おばちゃんが、

ハンドルを握っているでは
ありませんか~!



この人、シェリフェ・ボズさん。
例の、クーデター失敗の夜。

イスタンブールの
ボスポラス海峡大橋付近で

ごたごたに
立ち向かうために

戦車を止めるために
身体を張った、国民の1人。

次の日には。
なんと。

家のトラックを持ち出して
荷台に、子供から、孫まで乗せて

タクシム広場に
繰り出した、ってんだから。

いや。なんつ~か。
豪快な、おばちゃんです。

彼女のやっている事が
いいか、悪いか、は別として。

トルコでは、こういう
肝っ玉母ちゃん、タイプの人、多い。

若くても、年寄りでも
関係なく。

男勝り、とでも
言いましょうかね。

トルコ語では
「エルケック・ファトマ」と
言いますな。

男勝り、とかじゃじゃ馬
みたいな、意味。

孫まで、
乗っけて行っちゃうところが
また、すごい。

でもねえ。
こういう、肝っ玉母ちゃんたちが

縁の下から
社会を支えてる部分って

トルコでは
大きい、と思うのだよね。

尊敬の念を込めて
「ANA」(母ちゃん)と

呼ばれたりも
するのだよ。

こういう人が
いる限りは

トルコ、まだまだ
頑張れるかも、と

思っちゃったりも
します。

もちろん
間違った方向に

行かないコトを
祈るけどw

そういえば。
昨日。

義兄2号が
所用があって

田舎村から
やってきたんだけど。

何でも。
義兄2号嫁の姪っ子が

今回の事件で
大怪我を負ったらしい、なんて

とんでもない話を
するから。

わし。今日
義兄2号嫁に、電話をかけたんよ。

トルコでは、こういう時に
「大変でしたね。」と

イタワリの電話を入れるのが
礼儀なのです。

義兄2号嫁、いわく。
義兄2号嫁の妹は

結婚して、
アンカラに住んでいて。

彼女の息子。
すなわち、義兄2号嫁の甥っ子は

エルドアン大統領の
守備のための

特殊警察部隊の
一員、だそうで。

大統領と一緒に
マルマリスに
行っていたのだけど。

あの夜。
自宅に電話がかかってきて

「お父さん。クーデターが起きて
俺達、追い詰められました。
大統領が、マスコミを通して
民衆に蜂起するように、呼びかけてるから
頼むから、父さん達も、表に出て、運動に参加して!
じゃないと、俺達、ここで死ぬかも知れない」

と。
ただならぬ雰囲気で

こんな事を
言ったそうだ。

もちろん、
息子の懸命の頼み、とあって

父親は、妻と
娘二人を連れて

すわ!と家から
飛び出したんだそうだ。

ただし。
運悪く

彼らのいた場所は
反乱軍の銃撃にあって

娘の1人の
腰部に2発と、ヒザに1発

銃弾が
命中してしまった、とのこと。

腰の銃弾は
1発は、貫通して

もう1発は
骨に当たって、体内に残っているとのこと。

ヒザに当たった
1発は

ヒザのお皿を
木っ端微塵にした上に

神経関係も
ちぎれてしまった様子。

こんなヒドイ状態なのに
彼女は

2日で、病院から
家に帰されてしまったとか。

どうして、病院に
入院させてもらえなかったの?と

義兄2号嫁が
聞いたところ。

「とにかくね。
病院は、野戦病院みたいな状態でね。

腕のない人もいれば
脚のない人もいる。

銃弾が、内臓に当たって
重体な人もいれば

戦車に踏み潰されて
瀕死の人もいた。

もうね。
人間じゃなくて、肉の塊が
転がっているような。

そんな光景を
病院で、嫌というほど、
見たんだよ。

うちの娘なんか
全然、軽傷だったんだよ。」

という
返事を聞かされたそうで。

「さすがに、唖然、としたわ。
テレビのニュースでは、そこまで
流さないからねえ…」

って。
義兄2号嫁は
語ってくれました。

今回のクーデター未遂事件。
フェト派の軍人がやったのか

何か、他の意図が
あったのか、は

ガイジンのわしが
シノゴノ、

口出しする問題では
ないけれども。

アタチュルクが指導した
独立戦争から、こっち。

民衆の守護神、として
常に

国民の尊敬を
集め続けてきた軍部が

国民を撃ち殺し
戦車で踏み潰した、とあって

その「裏切られた感」は
相当だったらしく。

それが
リンチ、という形となって

捕まえた兵士に
向いたんでしょうねえ…。

なんかね。
なんとも。

むなしい思い、に
とらわれましただす。

トルコの国民が、どんどん
分断されていくような

そんな予感が
アタマを横切りました。

事件から
6日が過ぎ

いろんなデティールが
表沙汰になってきて

それに伴って
いろんな疑問も持ち上がってきて

現在、テレビは
その討論関係の番組を流すので
大忙しです。

もっと、もっと
討論されるべき問題だけど。

果たして。
どんな出口にたどり着くのかな…。


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クーデター、その後。

2016年07月21日 08時24分12秒 | 事件・事故・宗教・政治
すごいっすよ。
トルコ。

クーデター未遂事件が
起きてから、こっち。

5万人近くの
関係者、が逮捕、

もしくは
解雇されておりやして。

フェト派(グレン教団)を
徹底的に追い詰めるため、として

本日、
3ヶ月に及ぶ

非常事態宣言も
発出されました。

アメリカに住んでる
フェットラッフ・グレンさんを

トルコに返還してちょうだい!
という

正式な要請も
出したことだしね。

グレンさんて、こんな人。

果たして、アメリカは
グレン氏を手放すかな?!

何でも、
フリーメーソンの会員だ、とか
言われてるグレンさん。

なかなか
一筋縄では

いかなそうな
おっさん、に見えますがw

非常事態宣言が出ると
どうなるか、って~と。

例えば。
裁判所の指示がなくても

家宅捜索できる、とか。
集会を阻止できる、とか。

安全保障に関わる権限が
ぐぐ~っ!と拡大することに、なるわけ。

ようするに。
テロリスト組織を
追い詰めるために

そんないちいち
細かい手続きには、
かまってらんね~から。

全権を掌握して
一挙に押しつぶすぞ!と

そういう態勢に
なったわけよ。

まあ、一歩間違えれば。
気に入らない奴は

片っ端から
始末できる権限、とも言うけど。

そこら辺は。
トルコ人の良心を信じたいww

まあ。
一部には、こんな意見も
あるみたいだけど。
→→→→トルコ、クーデター未遂で5万人粛清 国際社会の懸念深まる

公務員の大量解雇を受けて
解雇されてない公務員

公務員って言っても。
警察も、兵隊も、先生も
地方自治体の勤め人も、
裁判官も、検事も全部。

あいた穴を
埋めなきゃならん、ってんで。

むこう3ヶ月の
年休は取り消しになって。

休暇なしで
働きやがれ!という

強硬体制も
しかれましたわい。

大体ね。
自爆テロやら、のお陰で

外国人観光客は
ゼロに近い状態なのに。

この上に、
非常事態だの。
公務員の有給取り消しだの。

この影響で
国内観光客も激減は、必死。

もう。
観光業界は。

お陀仏です。
ち~ん。

うちのと~ちゃん。
まじめに。

来年は、田舎村に
砂糖大根、植えるつもり
らしいっすww

ああ~。
どうなることやら…(涙)

しかし。
オトナの世界なんか
おかまいなしに。

子供の世界は
いろいろ、忙しいらしく。

何たって。
来年、うちの子ひつじ~ず。
ダブル受験、だから。

次男は、
高校入試の補習が始まったし。

長男も、8月から
大学入試の補習が始まる。

こんなんで。
無事に、受験できるんすかね?と

一抹の不安を
おぼえないでもないけど。

何でもありの
トルコ、なんで。

いきあたりばったりに
どかーーーん!!と壁にぶつかって

その時に、
どうするか考える

人生、成り行きに
流されるまま、まかせにしか

生きられない国、なんすよ。
ここは。

何か、予定
たてててもさ。

降って湧いたような
事件のお陰で

予定が大幅に狂う、なんて
日常茶飯事。

日本人的に
深く考えて

緻密に計画を立てると
アタマがおかしく
なりそうなんでww

ここはトルコ人的に
アッラーの神様任せに、するしかないww

そうそう。
最近は、子供達の間では

ポケモンGOが、
大人気らしいよ。

って言っても
実は、まだトルコには

正式に上陸
してないんだけど。

子供らは、どこからか
ちゃんと、ダウンロードしてきて

あっちでピカチューを
つかまえた!とか

こっちで何チャラを
見つけた、とか

大騒ぎの
毎日っす。

何でも。
アダナ(だったかな?)では

(多分)青年二人が
同時に同じ場所で
ポケモンを見つけて。

俺が先に見つけたんだ!と
ケンカになったそうで。

なんと。
ナイフで刺す事件まで
起こっちゃってるらしいっすから。

トルコ人って。
やっぱり。

血の気が
多いのだなw多分ww

昔、むか~し。
その昔。

今を去る、
15年くらい、前。

うちの甥っ子共が
小学生だった頃にも

トルコで、ポケモンは
大人気だったのだけれど

当時、なんと。
自分をピカチューの化身だと

思い込んだ子供が
窓から飛び降りて
重傷を負いまして。

お陰で、
ポケモンの放送は

トルコでは、禁止に
なった、なんて
過去もあるのだよね~。

今回の
ポケモンGOに関しては

携帯持って
うろうろ、モスクの中に

踏み込んでくるヤカラとか
いるそうで。

神聖なお祈りの場所を
なんと心得る、と

宗教関係者が
怒ってるそうで。

まあ。
正式上陸する前に

禁止とかにならなきゃ
いいけど、なんて

ちらっと思ったり
しておりますだ。

ああ。トルコ。
明日は、どんな風が吹くのかな。

まったく。
検討もつきませんw

日本では
考えられないような
ジェットコースター人生だにゃ


本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

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トルコでクーデター発生!! 6

2016年07月18日 07時22分40秒 | 事件・事故・宗教・政治
クーデター失敗から
2日経過しまして。

ニュースでは
相変わらず

朝から晩まで
クーデター関係の話を
しているものの

国民の生活は、ほぼ
普通に戻ったように、見えます。

まあ。
ネブみたいな田舎には

爆弾も降らないし
戦車もやってこないけど。

イスタンブール、アンカラでは
一夜明けてから

ところどころに残る
自動車の残骸

爆撃で破壊された
建物などを、見物しに

市民が、ぼちぼちと
現場に繰り出していたようです。

15日の22時半頃から
イスタンブールの

ボスポラス海峡大橋が
閉鎖され始めて



そのあたりから
ひっきりなしに

ニュース中継を
追っかけてたのですが。

要するに。
現在、アメリカに在住の

フェットラック・グレン、という
おっさんの作った

グレン教団、ってのが
ありまして。

その昔。むか~し昔。
10年以上昔。

まだ、エルドアン大統領が
首相だった、初期の頃に

とても、とても
仲良しさんだった、わけでして。

当時の、AKP党の選挙票は
このグレン派の信者が支えている、と

言われてたくらい、
仲良しさんでした。

グレン教団は
選挙票をあげるかわりに

政府の主要組織
警察や、軍隊。検察や裁判所など

国の
主要な機関に

自分の手の人間を
配置することを、黙認させてたんですな。

ところが。
おととしくらいから

どうも。
グレンさんと、エルドアンさんの
仲が悪くなって

お互いを
ののしりあうほど

敵同士に
なってしまった。

で。
今まで、

10年かけて
グレン教団が

配置してきた
人物を

国家機関から、どんどん
排除し始めたわけよ。

いろんな形で
抵抗や、巻き返しを

試みた
グレン教団なんだけど。

何せ。
現在の、エルドアン大統領の地位は

まさに、不動のモノ
でして。

どうしても
状況を巻き返すことが
できなかった。

で。
最後の砦、として

軍隊内に残っていた
グレン教団関係者を
かき集めて

クーデターもどきを
計画してみた、と。

これが。
政府の発表している

今回の事件の
大まかなシナリオ、でござんす。

反乱軍は
イスタンブールのボスポラス海峡を
閉鎖し。

アンカラの
警察学校を襲撃し。

国営放送ビルを乗っ取り。
警視庁本部を襲撃し。

大手新聞のビルや
参謀総長本部を爆撃しました。



ただし。
この時、大統領は、

マルマリスって、リゾート地で
休暇中だったのよね。

で。
大統領が滞在していた

ホテルにも
一部特殊部隊が来て

銃撃戦に
なったそうなんだけど。

大統領は
兵隊が来る、15分前に

ホテルを離れていて
無事だった、と。

で。その辺で
携帯をテレビ局につなげて

国民の力を見せるために
市民は、表に出て、戦車に対抗せよ!

って。
激励したんだよね。



そしたら。
それに賛同した

多くの市民が
街中に繰り出して

戦車の前に寝たり
戦車の上に上ったりして



兵士達を
自分達でつかまえて

警察に突き出す、という事態が
あちらこちらで、起こった。

実際。
戦車や兵士が

一般市民に
攻撃をして

怒った市民が
兵士を戦車から引きずり出して

リンチにかけて
殺してしまった、なんて悲劇も

結構、あちらこちらで
起こったらしい。

で。
状況がやばくなってきて

クーデターの失敗を
悟った、反乱軍は

空港や国会議事堂
参謀総長本部などに

どかどか
爆弾を落として

攻撃を
続けたんだけど。

結局。
追い詰められて、降参。

昨日から今日にかけて
実に

6000人以上の
逮捕者がでているそうです。



アメリカで、
当のグレンさんは

わしゃ、そんなコトは知らん。
濡れ衣じゃ、と

声明を
出したらしいけど。

トルコ政府は、正式に
グレン氏の返還を

要求する
つもりらしい。

まだまだ取り調べは
続行中で

細かいところまでは
明るみに出ていないけれど。

まあ。
こんな感じの、事件でした。

ぺーぺー兵士の中には
訓練、と言われて
連れてこられた人とか。

ISISの攻撃がある、と
予告があったから

それを阻止するため、と言って
連れてこられた人、とか。

事情がいろいろと
複雑に絡み合ってて。

周りを市民に
埋め尽くされて

動きが取れなくなった戦車の
中にいた兵士は

「既婚です。妻は、妊娠中です。」
と書いたメモを

戦車の中から
外に投げたそうだけど。

怒りの市民は
彼を戦車の外に引きずり出して

その後、彼がどうなったのかは
…神のみぞ、知るです。

で。
沢山の兵士と市民の

屍の上に
現政権は、勝利宣言をして

街では、毎夜
市民の勝利パレードが
行われています。

これから、どうなるか
まだまだ、わからないけど。

雨降って、
エルドアン政権の地盤が

ますます固まった事は
疑いの余地がないね。

ちなみに。
以下、またまた大使館メール。

***************

在留邦人の皆様へ

1.ユルドゥルム首相は本日午後三時頃の記者会見において、「クーデターの鎮圧はすでに終了した。正常の生活に戻った。」等とコメントしました。これにより、今後は徐々に通常の生活に戻ると思われます。

2.ただし、参謀本部、国会議事堂及び大統領府付近は通行規制がかかるとともに、警察による警戒が継続されています。これらの場所は車両で近づくこともできませんし、付近では迂回する車で渋滞等も発生しています。これらの場所には引き続きできるだけ近づかないようご注意願います。

3.また、政府は、夜間クズライ等のアンカラの中心地に多くの市民が集結するよう呼びかけており、大きな集会に発展する可能性もあります。つきましては、最新の治安情報の入手に努め、不特定多数の人が集まる場所を訪れる際には周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場所を離れるなど安全確保に十分注意してください。

****************

在留邦人の皆様

イスタンブール総領事館から先ほど総領事館館内の在留邦人に対し、下記の2つの領事メールが発出されています。

サビハ・ギョクチェン空港の事案はすでに関係者が拘束されています。また、クーデター事件に関連してコンヤ県の軍の基地に対して行われた捜査の際に、軍の基地内で発生した銃撃戦についても関係者の拘束をもって収束しています。

なお、政府は現在トルコ全土でクーデター事件に関連して軍関係者等に対する拘束活動を継続しており、今後もこのような事件が発生するおそれがあります。特に軍基地・関連施設周辺等には近づかないようお願いいたします。

① 「総領事館からのお知らせ(治安速報16-30 緊急)」
現在、イスタンブール アジア側サビハ・ギョクチェン空港において、軍と警察の銃撃戦が行われているとの報道が出ています。
コンヤ県でも軍の基地で銃撃戦が行われているとの報道が出ています。
一部報道では、サビハ・ギョクチェン空港での銃撃戦は鎮圧済みとの報道もありますが、未確認です。
サビハ・ギョクチェン空港には近づかないようお願いします。

② 「総領事館からのお知らせ 治安速報続報」
先ほど治安速報でお伝えした、サビハ・ギョクチェン空港での銃撃戦については、同空港の警備に当たっている軍警察(ジャンダルマ)の司令官を拘束するために、同空港の軍警察基地に立ち入ろうとした警察と軍警察との間での上空への発砲事案であり、既に、拘束対象の軍関係者は拘束されたとのことです。

現在も全国各地において、警察がクーデター事件に関連して軍幹部等に対する拘束活動を継続しているため、このようなことは今後も発生する可能性があるため、特に軍基地・関連施設周辺等には近づかないよう注意をお願いいたします。

在トルコ日本国大使館
領事班

Embassy of Japan
Consular Section
0312-4460500/291, 258

****************

わしらにも
普通の生活が、戻ってきました。

が。

いくら、何でもありの
トルコだからって

今回のは、
イクラなんでも、びっくらこいた。

これから、トルコが
良い方向に、いってくれますように…。


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トルコでクーデター発生!! 5

2016年07月17日 00時47分57秒 | 事件・事故・宗教・政治
トルコ大使館からの
お知らせ、第三弾、第四弾。

*****************

在留邦人の皆様

トルコ軍の一部によるとみられる蜂起行動については,エルドアン大統領が記者会見を行い,「今般の蜂起はトルコ軍の少数派が行ったものである,全国民に対して空港,広場,通りに出てくることを期待する」と発言しました。報道によりますと,すでに軍部の多くが投降し,状況は沈静化に向かっていますが流動的であり,治安当局同士の衝突や市民による抗議行動等が再び発生する可能性もあります。
つきましては,最新の情報に留意していただき,外出は控えていただくとともに,安全の確保には十分留意していただくようお願いします。

トルコ大使館
領事班
代表電話:0312-446-0500

*********************

在留邦人の皆様

本日午前11時24分にトルコ大使館から発出した領事メールにもありますとおり,軍の一部による蜂起行動及び治安当局との衝突等の状況は沈静化に向かっております。外務本省からはその間に下記のスポット情報が発出されておりますので,状況を理解する参考していただきますとともに,引き続き安全の確保に十分ご注意ください。

トルコ:トルコにおける軍部による蜂起(注意喚起)

1 現在,トルコにおいて軍の一部が「トルコの軍の権限を掌握した」と発表しており,外出禁止令が発出されているなど,軍事クーデターの可能性があります。アンカラでは,戦闘機が低空飛行を繰り返す等の状況が見られ,イスタンブールでは,アジア側とヨーロッパ側をつなぐ2つの橋の片側(アジア→ヨーロッパ)が軍警察により封鎖されています。また,アタテュルク空港及びイスタンブール県庁においても軍が展開している模様です。

2 ユルドゥルム首相は,日本時間7月16日5:00頃のTVインタビューにおいて,「これは一種の蜂起であり,特定の地域において,政権に刃向かったグループがいる。治安当局が対応に向かっており,国民は安心してほしい。」との発言を行いましたが,事態は不透明であり注意が必要です。

3 つきましては,トルコに滞在・渡航を予定されている方及び現在滞在中の方は,トルコに対する海外安全情報に留意し,報道等により状況の推移を注視してください。また,現在の状況下では,トルコへの不要不急の渡航はやめてください。在留邦人の皆様におかれては,安全の確保に留意し,外出をしないようお願いいたします。

(問い合わせ窓口)
○外務省海外安全相談センター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館等連絡先)
○在トルコ日本国大使館
 住所:Resit Galip Caddesi No.81, Gaziosmanpasa, Ankara, Turkey
 電話:0312-446-0500
   国外からは(国番号90)312-446-0500
 FAX:0312-437-1812
   国外からは(国番号90)312-437-1812
 ホームページ:http://www.tr.emb-japan.go.jp/index_j.htm
○在イスタンブール日本国総領事館
 住所:Tekfen Tower 10th Floor, Buyukdere Caddesi No.209, 4. Levent 34394, Istanbul, Turkey
 電話:0212-317-4600
   国外からは(国番号90)212-317-4600
 FAX:0212-317-4604
   国外からは(国番号90)212-317-4604
 ホームページ:http://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/index_j.html

トルコ:トルコにおける軍部による蜂起(注意喚起その2)

1 日本時間(以下同)7月16日午前4時頃,トルコで軍の一部勢力が戦車等を持ち出し,蜂起行動を起こしました。アンカラ市内では軍部司令部が集中する地域で戦闘機が低空飛行,参謀本部周辺でも戦車等が展開されています。また,イスタンブールにおいては,アジア側とヨーロッパ側をつなぐ二つの橋の片側(アジア側からヨーロッパ側)が軍警察の戦車によって封鎖され,アタテュルク国際空港におけるフライトの発着が全てストップしているとの情報もあります。

2 7時40分頃の報道によれば,エルドアン大統領は記者会見を行い,「今般の蜂起はトルコ軍の少数派が行ったものである,全国民に対して空港,広場,通りに出てくることを期待する」と発言しました。これを受け,アンカラ市内に市民が多数出ている模様です。

3 つきましては,トルコに現在滞在中の方は現状にかんがみトルコに対する海外安全情報に留意し,報道等により状況の推移を注視し,外出は見合わせてください。また,現在の状況下ではトルコへの渡航は極力止めてください。
さらに,情勢の不安定化に伴い,テロ発生の可能性もありますので,滞在中の方は,当面の間テロの標的となりやすい場所(欧米関連施設,デパートや市場,観光施設,公共交通機関,政府施設,デモ発生箇所など不特定多数が集まる場所)には十分な注意を払い,不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省海外安全相談センター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館等連絡先)
○在トルコ日本国大使館
 住所:Resit Galip Caddesi No.81, Gaziosmanpasa, Ankara, Turkey
 電話:0312-446-0500
   国外からは(国番号90)312-446-0500
 FAX:0312-437-1812
   国外からは(国番号90)312-437-1812
 ホームページ:http://www.tr.emb-japan.go.jp/index_j.htm
○在イスタンブール日本国総領事館
 住所:Tekfen Tower 10th Floor, Buyukdere Caddesi No.209, 4. Levent 34394, Istanbul, Turkey
 電話:0212-317-4600
   国外からは(国番号90)212-317-4600
 FAX:0212-317-4604
   国外からは(国番号90)212-317-4604
 ホームページ:http://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/index_j.html

********************

朝がきて。
すべてが終わったように
見えます。

一般市民、警官、反乱兵士
死者の数は、
すべてあわせて265人。

逮捕された
反乱兵士、2800人以上。

将軍5人、大佐29人、34人の兵士が
解雇された、そうで。

まだまだ
情報は混乱してますが

段々、うすうすと
事件が見えてきてます。

政府の公式発表によると。
軍隊の内部の

「フェットラック・グレン派」と
呼ばれる一派が

政府のグレン派に対する
弾圧に抵抗して

自分の勢力内の
一派とともに

政府転覆を
試みた、クーデター。

そういう図式、だ
そうでして。

これに対して
政府、閣僚達は

一歩も後に引かず。
携帯電話から国民に

「暴力に屈することなく、街頭に繰り出して
戦車を阻止しよう!」


呼びかけをしまして。

賛同する
多くの国民が

街頭に繰り出して
兵士達に対抗して

結果として
多数の兵士が

市民の手により
警察に突き出される結果になりました。

もうね。
本日は、お祭り騒ぎの大狂乱。

新生トルコ共和国の
生まれた日、と。

7月15日を
記念日にしようという声も
あるとか、ないとか。

ただね。
1980年代に

トルコは、最後の
軍事クーデターを
経験してるんですが。

と~ちゃん曰く。
「その時の、クーデターは
こんな、2000~3000人ぽっちの
兵隊の規模じゃなかったよ。
俺の住んでた、あんな田舎の村にまで
山のように兵隊が来て
誰も、家から、外に出れなかったよ。
今回のクーデターは、本当に規模が小さかった。
これで、本当に、クーデターが成功すると
思ってたのかな?」

と。
首をかしげて、おりました。

ともあれ。
事件は、終息したように見える。

これからは。
事件の解明で

新聞が大賑わい
するでしょうが。

それは、また
後ほどの記事で。



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