ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

イズミル地震。その後。

2020年11月02日 03時57分21秒 | 事件・事故・宗教・政治
おこんばんわ。
イズミル大地震から

50時間以上が
経過いたしました。

現地の、必死の
救出活動は、継続中ですが。

残念ながら、
そろそろ

生存者の見込みは
薄くなってきているようです…。

現時点の報告では
死者 69名
負傷者 949名

余震は、現在も
続いている、とのこと。

各種援助団体の
協力で

家に入れない人の
ために

そこ、ここに
テント村、が
作られておるそうで。

被災者たちは
そこで

不安な夜を
過ごしているそう。

ニュースの取材で
テント村に

避難した人達に
インタビューしてたんだけど。

その中に
コロナ患者専用病棟の
看護婦さん、がいて。

4ヶ月、連続勤務で
家に帰れない状態だったところ。

やっと、休暇の順番が
まわってきて

家に帰って
子供達と過ごそう、と
思ったら

その次の日に、なんと
イズミル地震が起こり

家は、半壊状態で
子供達と、テント村に
避難してきた、とのこと…。

明日で、休暇は
終わりで

自分は、また。
コロナ病院に

泊り込みに
行かなくては、いけなくて。

子供二人は
テント村に、残していく、
とのことで…。

そりゃあ、まあ。
お父さんが、いるだろうけども。

お母さんにしてみれば
こんな状態で、

本当に、心配で
ならないだろうなあ~と…。

でも、彼女は。
自分は、まだ、
ラッキーだった。

同僚の看護婦さんは
やはり、連勤中に
地震にあって

なんと。
子供を、亡くしたんだって…。

自分は、子供達の
無事な姿を

見れただけでも
ラッキーでした、だって。

なんと。
大変な、職業なんでしょう…。

コロナ患者は
減らないわ

自分の家族は
テント村に避難するわ。

彼女の立場だったら
と、考えると

もう、
たまらんですよね。

でも。
明るいニュースも
でてくるんすよ。

もちろん。
何十時間もたってから

ガレキの下から
生存者が発見されると

それは、もう。
大拍手なんですが。

今回は。
「ボブ」という名前の

救助捜索犬が
地震から、29時間後に

ガレキの下から
猫さん、を助け出したって話w



助け出された猫さんは
やっぱ、恐怖で茫然自失

にゃーとも、みーとも
言わないし

逃げようとも
しないんだけど。

そりゃあね~。
真っ暗な、ガレキの下に

29時間も
閉じ込められてたんだから

そりゃ、
クチが利けなくたって

気持ちは、
痛いほど、わかる。

もちろん、人間を
捜索しているときに

偶然、発見した
猫ちゃんだったんだけど。

猫だって。犬だって
鳥だって、亀だって。

生きてるものは
すべて、命がある。

「そのまま、見過ごすことはできなくて
救出しました」
って。

救助隊員さんは
言ってたけど。

人間味があっていいな~って。
こういうとこ、いつも思います。

その後、
飼い主さんが、走ってきて

「子供が飼ってた猫、なんですが。
ダメだろうなあ~って、とてもがっかりしてたんです。
嬉しいです」

って。
おと~ちゃん。

ウレシそうに、
話しててさ。

愛されてる猫ちゃんで
良かったな~って。

こっちまで。
嬉しくなりましたわい。

まだ、ガレキの下に
残っている、と思われる
人達が、いるそうで。

こちらも、どうぞ
奇跡が起こって

生存者が、発見されることを
願ってやみません。

捜索活動が、
ヒトイキついた後は。

今度は、建物は
どうだったのか、とか

地震対策は
どうだったのか、とか。

そういう話題に
移行していくわけだけど。

トルコの不思議なところは。
政府が、こういうところで

責任とって
辞任したり、しないってこと。

どう見たって。
イスタンブール地震から、20年。

行政が音頭とって
ちゃんと

地震対策を
進めていかなかったから

毎度、毎度
こういう結果になってるわけで。

どうして、誰も
責任を問わないのか。

ていうか。
野党が、責任追及したりしても

皆、のらりくらりと
逃げてて。

てか。
逃げてもいない。

なったもんは、
しょーがねーだろーくらいの
態度で。

ホント、こういうとこも
驚くばかりですがね。

いつになったら
地震対策は、進むんでしょうなあ~???

とにかく。
改めて

イズミル方面の、すべての方に
ココロから、お見舞い申し上げます。

一日も早く
復興が進みますように。

亡くなられた方々には。
ご冥福をお祈り申し上げます。

こういう災害が
二度と、起きませんように…。

トルコも、地震国だから
地震は避けて、通れない事実だけど。

次こそは。
悲惨な、パンケーキ倒壊の下で

命を落とす人が
いなくなりますように。



本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

ぽちっと応援
よろしくお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村

新着記事情報が届く。こちらも、よろしく。
ひつじ飼いのキノコ岩との日常 - にほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イズミル大地震 第2報 | トップ | 奇跡の女の子。3才のエリフ。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿