Hiroyukiらんちゅう日記

らんちゅう飼育日記や
日々の日記も綴っていきます。

国産イトメの力!

2014年07月24日 10時12分20秒 | 土佐錦

土佐錦飼育の難しさは、顔を崩さないで尖らし腹を出す事だと思います。

顔、腹、が重要で尾は飼育者の手によって、変化させる事が可能です。

ただ顔だけは、崩してしまうと、どうにもこうにもなりません・・・

目先があり、顔が丸くなっていないか?これから土佐錦を飼育される方には、色柄や腹、尾よりも

顔に重点を置いて、鑑賞・飼育をがんばって欲しい!個人的にそう思いながら、自分も飼育に励んで

います。腹が出ていなくても、イトメを与えれば腹はしっかり出ます。

稚魚時期から、粉餌ばかりの飼育で腹が固まっていない限りは、必ず出ますよ!

試してみて下さい!実際、我が家にも当歳時期にハネ舟で泳がせていた魚を掬い上げて、再度イトメ

飼育で復活させた魚もいましたからね。

記事タイトルの本題です。まず、7月8日の画像から。今年はあまりイトメが採れなくて、昨年ほどイトメを

与えられない飼育状況での画像。

 

 

 

 

同じく、更紗の1尾。

 

 

 

 

どちらの画像も3歳ですが、当歳・2歳とイトメ飼育をしていまので、それほど貧相な姿になっていない

のが分かると思います。そして、次の画像は同じ3歳でハネ舟から復活させた魚も、ここまで変化します。

復活魚①↓

 

 

 

復活魚②↓

 

 

 

ここからは、採取してきた国産イトメを与えた画像です。比較して下さい。

舟の中でそのまま撮った画像になります。7月22日現在の画像。

 

 

中国産イトメを与えた時、国産イトメを与えた時の違い・・・・国産の方が、魚が一回り大きくなり、腹がしっかりと出る。

水温が上昇しても、国産のイトメの方が中国産より強く、長持ちします。

 

 

 

 

 

 

バックが黒の画像と比較しながら、背中から(背ビレ付近)下腹にかけても

大きくなっているのも確認できますよね。※背肉とは違いますので。

 

 

「まっこと、国産イトメの力はすごいちや!」 土佐弁風で!!

腹も出れば、より顔がキレイに見えます!

イトメを与えると、めちゃめちゃ長い長い糞を出します。

あまり見たくないかもしれないけど、サッと採って来て分離が終わった状態のイトメちゃん。

 

 

 

 

↑の画像の右下にいるイトメが、中国産イトメのよう細いイトメ。

 

 

国産イトメは、土にいるミミズを小さくしたような物で、大きさも太さも違うのが分かると思います。

金魚にとって最高の餌です。

秋に向かってどのように仕上がるか、自分も楽しみ!