私は動物の体の長さを、「頭の先(口吻)から総排泄口あるいは尻尾のつけねまでの長さ(=頭胴長)」と、「口吻から尻尾の先までの長さ(全長)」に分けて考えるように初っ端っから叩き込まれている。「尾長」とは文字通り尻尾の長さである。
私が飼っているモンゴリアンジャービル(スナネズミ)というのは、私が文献探査を怠っているせいもあるが、一般に頭胴長=尾長らしい。
だが、どうもうちの娘たちは、あきらかに尾長のほうが大きい。特に、モモ。
もちろん体を思い切り伸ばして、頭と脊椎が直線状になるように測定すればだが、そんな測定は麻酔をかけるか、死体でもなければ無理である。自然状態で背中を丸めて生きている彼女らを見ると、どうみても尻尾が長い。
ドブネズミにしてもハツカネズミにしても、あの長い尻尾はなんのためなんだろう。
ハムスターみたいな尻尾の退化したネズミ類はどうしてああなってるんだろう。
そしてスナネズミの尻尾にはなぜ、毛が生えているんだろう。
自宅にいろんな動物図鑑があれば当たり前に調べられるし、引用文献も手に入るはずなのだが、いかんせん、自宅の図鑑は植物と一部の鳥類に限られており、魚類・爬虫類・哺乳類はほしいと思いながら研究室や会社の図鑑に頼っていた。
プロを離れてみると、そういったものが身近に欲しくて欲しくてたまらなくなる。仕事に使うでなく、フィールドに出るでもなくなっているのに、ちゃんとした図鑑が欲しくて欲しくてたまらないのだ。
私は物欲が極端に少ないほうだが、図鑑は欲しい。
植物図鑑さえ、まだ欲しい種類がいくつかある。もう、実際にフィールドで役立てるときはほとんどないのに、家で開くときもほとんどないのに、ちゃんとした知識が欲しいとき、生半なネット情報では物足りない。日本の図鑑では研究者の少なさもあり限られた情報しかないが、引用文献をたどればかなりのことがわかる。別にプロでなくても、興味のあるところへ飛んでいけるキーワードがたくさん載っている。
種子植物に関しては岡山理科大学の波田先生ほか、かなりのところネット上で図鑑なみの知識が得られるが、魚類や哺乳類、爬虫類はなかなか・・・・・・。(昆虫類や底性生物は興味の範疇外
難しすぎっ
でも、ほとんどが一冊一万円くらいするんだよね。
それをあと5冊以上欲しいとなると・・・・・・稼ぎがおっつかないです。
あう。
仕事じゃなくて、余暇で、図鑑と現物とを照らし合わせながら生活できる日ってすごくすごく夢見る。ないよな、そんな明治の高等遊民的生活。
私が飼っているモンゴリアンジャービル(スナネズミ)というのは、私が文献探査を怠っているせいもあるが、一般に頭胴長=尾長らしい。
だが、どうもうちの娘たちは、あきらかに尾長のほうが大きい。特に、モモ。
もちろん体を思い切り伸ばして、頭と脊椎が直線状になるように測定すればだが、そんな測定は麻酔をかけるか、死体でもなければ無理である。自然状態で背中を丸めて生きている彼女らを見ると、どうみても尻尾が長い。
ドブネズミにしてもハツカネズミにしても、あの長い尻尾はなんのためなんだろう。
ハムスターみたいな尻尾の退化したネズミ類はどうしてああなってるんだろう。
そしてスナネズミの尻尾にはなぜ、毛が生えているんだろう。
自宅にいろんな動物図鑑があれば当たり前に調べられるし、引用文献も手に入るはずなのだが、いかんせん、自宅の図鑑は植物と一部の鳥類に限られており、魚類・爬虫類・哺乳類はほしいと思いながら研究室や会社の図鑑に頼っていた。
プロを離れてみると、そういったものが身近に欲しくて欲しくてたまらなくなる。仕事に使うでなく、フィールドに出るでもなくなっているのに、ちゃんとした図鑑が欲しくて欲しくてたまらないのだ。
私は物欲が極端に少ないほうだが、図鑑は欲しい。
植物図鑑さえ、まだ欲しい種類がいくつかある。もう、実際にフィールドで役立てるときはほとんどないのに、家で開くときもほとんどないのに、ちゃんとした知識が欲しいとき、生半なネット情報では物足りない。日本の図鑑では研究者の少なさもあり限られた情報しかないが、引用文献をたどればかなりのことがわかる。別にプロでなくても、興味のあるところへ飛んでいけるキーワードがたくさん載っている。
種子植物に関しては岡山理科大学の波田先生ほか、かなりのところネット上で図鑑なみの知識が得られるが、魚類や哺乳類、爬虫類はなかなか・・・・・・。(昆虫類や底性生物は興味の範疇外
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でも、ほとんどが一冊一万円くらいするんだよね。
それをあと5冊以上欲しいとなると・・・・・・稼ぎがおっつかないです。
あう。
仕事じゃなくて、余暇で、図鑑と現物とを照らし合わせながら生活できる日ってすごくすごく夢見る。ないよな、そんな明治の高等遊民的生活。