友人が書をやっていて教室をいくつか持っている。
今日は展覧会のお誘いをうけ、 馬頭の広重美術館へ行ってきた。
楷書、 行書、 草書、 隷書、 篆書(てんしょ)などがあり、
その奥深さに見入ってしまった。
特に 篆書のその美しさと面白さにひかれた。
そして以前 西安を旅行した時の碑林博物館を
思い出した。 その中の石に刻まれた文から
「平成」という年号をつけたことも。
中国の歴史は深すぎる。 (さすが中国4000年)
篆書は秦以前(紀元前221年)の文字らしく
始皇帝が政策で法治の確立、文字の統一を行い、
小篆が正式に統一書体として採用されたらしい。
今、 BSの「項羽と劉邦」に夢中になっている私は
(項羽(こうう)と劉邦(りゅうほう)はその秦を滅亡させた(紀元前206年)人物)
何かつながりを感じて嬉しくなった。
そうか、 その頃の文字なのね。
(ひとつお利口になる。)
始皇帝が木簡を読んでいる場面があった。
あれにはどんな文字が書かれていたのだろう。
文字にも歴史があり 時代と共に変化していくんだね。
う~ん、 よくわからないけれどすごい。
そして友人もすごい。
やまぼうしが素敵な6月のある日のことでした。