いよいよ最終日6日目の今日は
自由行動
私たちはナポリ・ポンペイの1日観光を選んだ。
ローマからはずいぶん遠い。
地中海性カラ松やカプリ島をみて
中学時代の教科書に載っていた「カプリ島」をおもいだした。
~緑に燃える島よ~
歌詞は忘れてしまったが
そこの部分だけが出てくる。
あの歌のところに本当に来たんだと一人感慨深い。
ポンペイはまだ夏の花ブーゲンビリアが咲いており、
ここはかなり暖かいようだ。
ヴェスビオス火山で
ポンペイが埋もれ、発掘され
2000年前の様子が推し量られる。(ネロ皇帝時代)
パン焼き釜がありカウンターがあった。
石畳の道が作られ車輪の跡が残る。
(日本はまだまだ竪穴式住居)
う~~~ん、
自然の驚異と人間の生活
興味深いものがあった。
(ゲーテ、アンデルセンも来たことがあるらしい)
そしてナポリ。
ローマ最後の夜は旅で知り合った仲間と
ホテルの隣のレストランで打ち上げ。
そこは巨大ファミレスのようなところで
西部劇を連想させるようなところだった。
アメリカナイズされたその店は出てくるものも巨大だった。
持ち合わせているユーロが残り少なくなり
カードを使うか持ち金ですませられるのか迷っていたら
なんとなんと残り80セントを残して終わった。 すごい。
最後のワインを飲んだ。
多くの人たちと巡り合い
みんなそれぞれにいろいろな職種を持ち
話を聞くと面白かった。
ドアマンのWさん、82歳 昔は化粧品メーカに勤めていたが70歳で再就職
今では名物おじいちゃんドアマンになっているとか、
岩手の精悍なSさん、 定年前はお巡りさんだったとか、 そして震災時の片づけ。
福島のHさん、 部品関係の仕事をしていて中国に進出、そして撤退とか。
皆魅力ある人たちだった。
(大した買い物もしないのに
あっという間に持ち合わせのユーロがなくなった。
きっと毎日の昼、夜のワイン、ビール代に消えてしまったのだろう。
そしてトイレもホテル、レストランを除いてはほとんど有料だった。
レストランの飲み物代とトイレ代はいつも気にしていなければならず
ちょっとそこが大変だった。)
それにしてもイタリアは過去の遺産が多く
宗教の力のすごさを感じた。
これらのものにいったいどの位の時間とお金が使われたのだろうか。
どれだけの情熱、執念があったのだろうか、
驚きの連続だった・・・
ではこの辺で
ボ・ナ・セ・ラ