だいじょうぶ3組

観てきました。「だいじょうぶ3組」
乙武洋匡さんの経験をもとに創られた映画です。
障害を持った人の気持ちは健常者の人にとって理解しているようでも
ほとんど理解できていないのではないかと思います。
私の父も片腕を若い日に失った障害者でした。
しかし、父は健常者の人よりも器用に仕事をしていました。そして、今思います。
障害がある分努力をし自分流の仕草を作り出していたのだと。
金子みすずの「みんなちがってみんないい」の詩を3組のみんなが朗読します。

　 わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面（じべた）をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい

そうです。
障害を持った子供たちの学童支援を通して教えられたことが蘇りました。
それらはすべて個性であり、人は誰ひとり完全ではないということを。
そのような経験を与えてくださった神様に感謝しています。


映画を観た後、桜を見て回りました。