娘が帰宅前にテレビをつけました。
その時のNHKでの会話が気になっています。
確か残間さんではないかと思います。(雑誌社の編集者?)
その彼女の一言「人生を生き切ることが大切・・・・」
娘が帰宅して食事になりましたのでスイッチオフ
「人生を生き切る」ってどういうことなんでしょうか?
与えられている命を精いっぱい生きること・・?
1昨日、介護に携わっている友人から
首から下が麻痺して寝たきりの人の介護について相談を受けたばかりです。
障害を抱えた方が
「この世は強い者だけの世の中か・・弱い自分が生きていることの意味は・・」と言うような趣旨の詩を書かれているのに
どのように対応したら良いか分からないからと。
その時、自分が置かれている場所を認識することや障害を受け入れることがいかに大変かを話したばかりでした・・。
私は思いました。
寝たきりの彼が詩を書くことや生きることの意味を考えながら横たわっている姿は
介護する者やその存在を知る人にとって
「己がいかに恵まれた存在であり、しっかり生きなきゃっ」て思わせるのだから、
彼の存在そのものが周りの人にとって、光となっているのではないのだろうかと
(意味のない生というものはありませんから)
ただ、ご両親が高年齢であることへの不安があります。
その友人から誘われています。
精神的なサポートケアの仕事に携わるようにと。
先日受けた健康診断結果待ちです。
クリアならば頑張って力になりたいと思っていますが・・・。
また、新しい世界を垣間見ることが出来るかも知れません。
ふと目にしました。
水野源蔵さんの詩です。
「生きる」
神様の
大きな御手の中で
かたつむりは
かたつむりらしく歩み
蛍草は
蛍草らしく咲き
雨蛙は
雨蛙らしく鳴き
神様の
大きな御手の中で
私は私らしく
生きる
水野源蔵さんは脳性マヒの方でした。