買いものも面白くない。魚はホッケ。
何かがおかしい。たんが出る。朝から白が
水を吐いた。今日一日を思いやられる。
案の定卓球をさぼって。風邪がひどくならないように
カラオケ喫茶に出向く。知らないおじさんと相席。
まったく詰まらん。帰ればいいんだが、意地で頑張る。
もちろんのらない。唄もしらける。女性陣もいて
のっていいんだが、つまらない。いよいよ飽きたか。
日が暮れて、常連客のみのフロア。何か孤立。
車に乗り込み駐車場を出ようとすると、左側を走る男。
危なかった。きおつけて帰ろう。矢先。タクシーのハザードランプに
気を取られて、右折する際爺に気が付かなかった。危うく当たるとこだった。
夕方の暗くなっての運転は危ない。これからは早く帰ったら。妻が言う。
それができたら、世話ないわ。何か調子の悪い10月。いい季節なのに。
よっぽど思われているに違いない。心当たりがないけれど。知らぬ間に傷つけてしまった
人がいるのかな。まさかママか。若い子とデュエットしたからか。そういえば目が冷たかった。
そのかわいい目。きれいな目。私のものにしたい。駄目ー。あげない。浮気したでしょ。
こころはママのもの。お目玉貰っても、叱られても、好きなの。しかしこれ家内に見せられぬ。
秋の夜長の妄想は、続く。子供のようなこと言わないで。でもうれしいは。目がきれいだな。
爺でなければ、もっといいんだけど。贅沢を言ってはいけません。禿茶瓶で我慢しろ。舌出した。