普通の日。買い物に出る。いつものスーパーで
卓球叔母さんに会う。盛り上がる悪口。ひとしきり。
なんともう一人のおばさんがいた。聞かれたか?
軽く会釈。あとは見ずに歩き去る。イワシのフライ。
今日も揚げ物です。そば食って、はんぺん食ってお昼から
ひるね。少し寝すぎたが、すっきりした。歌の練習して
大急ぎで出かける。あ。忘れていた。ちょん髷の額が広い。
ネコと反対。ま武士と同じか。なっとく。でカラオケ喫茶。
練習していった歌が、めろめろ。これは選択ミス。歯がゆい唇。
はては、セイイエスがない。うそだろと思いながら私が悪いのか。
英語で曲名を出したから。食い下がれなかった。今度の交流会の
歌う歌が決まり、冬の蝶。北のひとり星。申し込みをしておいた。
だんだん歌う歌がなくなる。いいわな同じ歌で。おばさんが言う。
演歌声叔母さん。簡単に言ってくれる。みんな帰って私も帰る。
かみさんが倉庫の整理中。私の昔のフロッピィディスク。すてて。
なんせ読む機械がもうない。入れ方も忘れた。むろん廃棄です。
時代の流れは速い。私たちもすぐに忘れ去られる。ついていかなくちゃ。
明日は飲み会。楽しみです。ビヤガーデン。2次会についていかなくちゃ。
久しぶりの鳥取の夜。夜の蝶にあってくる。ちょうしにのってばかさわぎ。
あなたかえってと出入り禁止になりそな予感。いかんいかん。わるいイメージは
ダメージになる。自信をもって歌いなさい。と演歌声女に助言。水戸黄門を
愛すどすの利いた声。上から目線の竹取の翁。怒るどころか喜んでいた。
楽しければいいじゃん。返しがいい。この印籠が目に入らんか。
社長じゃない。御隠居だ。ねーちゃんたちに見せびらかす。くすりはいってる?
分けてとねだられる昔ねーちゃんたちに振りかざす印籠は、わびしい。
中身はあかマムシ。寝れなくなるぜ。一緒に起きててくれる?。タクシーを
たのむ。帰宅の途に就く翁であった。夜更かしは喉に悪い。プロと同じのじいでした。