何かなー練習練習。カラオケを一所懸命。
買い物に出る。魚は、冷蔵庫のストック。
すいかも大したものはない。レジはおばさん。
やたらちょん髷が目に付く。額にしわして働く。
私のわきを通る。失礼します。できるなおぬし。
かえってそば食う。アナゴのてんぷらがおいしい。
100円。衣ばっかりだが、おいしい。電話が鳴って
家内に仕事の依頼。年だけど使ってもらえるらしい。
またちょん髷と同じ職業婦人となるか。やれやれ。
さらに練習して、カラオケ喫茶。4人しかいない。
4時になったら、みな帰る。練習した曲がまだ披露してない。
さらにマスターが私の歌と被る歌う。渥美二郎。わるいわけじゃない。
妙に寂しい。帰ってしまった。こんな日もある。癒してくれるは猫の
白ちゃん。餌クレー。いつもの催促。椅子で爪とぎしてねだる。
老人会で聞いてきた、別のカラオケ店を検索。見当たらない。
もしかして、私の知ってるカラオケ店。そこならひとりで行ける。
竹取の翁。竹藪をつついて飛び出す、カラオケ喫茶。すがりたい。
でもわからない。せめて名前でも聞いていれば。いいさ。明日行けば。
沖縄の女が来るかもしれない。大介花子だって。せめてお名前でも。
内緒。竹取の翁。じゃ血液型は?子供っぽい質問するね。じゃあ
旦那さんがいる?じゃあねー女は難しい。私と付き合えば楽しいのに。
エイエイオー。付き合う。竹やり。突きあうのは得意な翁。でも短い。
長つづきしない翁。会話が乏しい。節について語ろう。そうそこに
枝葉をつけて、話を広げる。うまくいかぬ。しらける。ささを飲む。
聞き上手になればいいそうな。下手な歌でも聞いてやる。さあうたえ。
振られて一人さみしく帰る羽目になる竹取の翁。竹かごを編む。
どじょ掬いを踊る。もてる。しあわせの3段六法。こう都合いかないのが
世の中。小回りクンの真似は受けたんだけど。わらわかすぎて歌えない。
顰蹙を買った翁。吉本に行ったら?。本気で考える翁。今がチャンスか。