うれしいはずが、最近苦しい。今日は卓球。
買いものも弾まぬ。魚はタイのおかしら。
ふと目に入ったサバのみりん漬け。家内の冷めた
視線がつらい。好きだな。お昼?夜?夜夜に。
きずかうことが最近多い。いやだったが、昼食会の
ことが気になるので向かう。リュックで来ている伊藤。
あーあ。先が思いやられる。結局口を利かなかった。
案外幸せだったかもしれない。一発いいスマッシュが決まった。
これぐらいかな。今日のラッキイ。頭に汗をいっぱい掻いた。
老化で、体はそれほど掻かない。まじめにしてないように見える。
丁寧の目が冷たい。年なんだから。汗をかかない毛むくじゃら。
猫の白と同じ。足にまとわりつく。暑い。あっち行け。今も足元にいる。
ご主人様。私も扇風機にあたりたい。ソリャわかるけど。今日の伊藤と
同じだな。触らなくてよかった。触らぬ神のたたりなしだ。シャワーを浴びる。
冷たいシャワーにすべきだった。暑い暑い。夕方は裸族。蒼糸で結ばれる
女たち。人生の残り火を卓球に費やす。携帯番号を教えて。覚えていない
自分の番号。いつまでたっても覚えられない。噓いったかもしれぬ。
ああ携帯変えたじゃ言い訳ならない。ごめんでんげんきってた。ええ!
飲み屋のママさんが出たぞ。噓が下手な竹取の翁。妹です。パパって言ってた。
はい。正解はこれ。またまた飲み屋のまま。ママって言ってた。いやはや
そのけはない竹取の翁。まだ還暦オーバー叔母さんがいい翁。携帯が鳴るのが
怖い翁であった。