きょうこそはと意気込むも、見事に空振り。
広島カープの健闘を祈る。買い物も大した
物がない。別のスーパーに行く。大したものがない。
あったのは、レジのネイちゃん。すごく若くてきれい。
多分大学生のバイトかな。見とれてじっと見てたら
アイコンタクト。笑いとはにかみの混じった今までの
私の人生で、見たことがない女の表情を見た。いいものを見た。
ざるそばを食べる。練習する。カラオケ店に行く。
駐車場に一台の車なし。あーあ、ぼうずか。八月らしい。
意を決して入り口の扉を開ける。いました。いろけばばあ。と
お友達。3人仲良く歌を繰り出す。君をのせて。みんなトイレに
行く。不評。思い切り滑る。最後は雪国。好評。
かっこよく帰れる、帰るはずが、うどんのお客が入ってきた。
白ける店内。それでも色気ばばあが頑張って歌う。タクシーに
のるまで見送って、昨日迷った道を帰る。スムースに帰る。
努力は嘘をつかない。経験は着実に身についてきてる。
色気ばばあの笑顔がかわいい。今日は女の顔の日。みじかい
ポニーテイルの埴輪の後ろから、引っ張ってみたくてたまらない
竹取の翁。でも全力で、後ろにけられるだろうな。その太い足。
失礼。後ろからけろぴぃの視線を感じる。お客さんだめですよ。
仕方ない。猫の後ろ髪を引くか。ニャーおー。美味しい餌くれるかー。
おお。お盆だからあげよう。うそをつく竹取の翁。坊主になった
猫の白。お経をあげますお盆です。南無阿弥陀仏。コラー唱えるな。
私の滑る歌の後、お経を唱える色気ばばあ。あんさんそれはご法度よ。
ごちそうさまでした。うどんの客が帰る。おなかがgooとなる。かえって
広島阪神を見ながらホッケを食おう。お盆に備える翁であった。