普通の日曜日。いやまだ他県ナンバーがいる。
なぜか眠たい。いや朝早くからネコに起こされる。
耳元で、鳴くから嫌になっちゃう。ぼうとしながら
買い物に行く。ホッケと、タイのあら。ありきたりだ。
いつものようにムーミンの後姿を眺めて帰宅。すだれを買ってきた。
家内に任せて、我はカラオケ喫茶。いつものメンバー。
ゆばーばは来ていない。のらない。きましたゆばーば。
タクシーで乗り付ける。少しは乗ってきた竹取の翁。
みんなが帰って、マスターと3人。マスターがのってきた。
負けじと、ゆばーばに受ける曲を歌う。テレサテン。
別れの予感。つぐない。時の流れに身を任せ。
キーが合わない。外れっぱなし。久久に汗をかいた。
当の本人は、恋の奴隷さんかい。小指の思い出。
恋の奴隷はぴったりだ。奴隷にしてみたい。いいにおいがする。
手を出せば、たたかれそうだが、イメージは奴隷。
私にとってもいい女。多分マスターも感じてる。
不細工だけど、いい女。通称お嬢。なにもしらない。
50なのか60なのかわからない。いい艶。溢れんばかりの
色気。危ない女だ。案外なのかもしれない。興味深いが
今日は帰る。彼女も帰った。こんな日もある。家内が
慰めてくれる。あとは広島の試合。滑らねばいいが。
明日は来れないの。彼女が言う。明日は休み。マスターが言う。
完全にカラオケ喫茶にはまっている。そんなかわいいかの女に
明日は会えない。待つのが恋なら。閨の月影を歌いながら
思う竹取の翁であった。