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自転車屋の日々

徳林寺の板碑群

2011-12-04 22:12:00 | 板碑いろいろ
狭山市は三件目でしょうか。“徳林寺の板碑群”です。



上に貼ったリンク先に板碑の情報は載っていません。あいかわらず板碑の扱いってそんなもんです。
確かに板碑ってお地蔵様のような、なんと言いますか、そこにあればみんな自然と手を合わせたくなるような共通認識のようなものの対象では無い感じがしますよね。

元々個人的なものだった訳ですしね、たぶん。



歴史の古いお寺なのか、信心(?)深い人が多かったのか、ずいぶんとたくさんの板碑がありますね。



本来は境内のあちこちに建てられていたものなのか、個人個人の墓石と一緒に並んでいたものなのか(だとすれば無縁墓になってしまったもの?)、村中にあったものを集めたのか(板碑が顧みられなくなっていた時代、打ち捨てられていたものを後年になって手厚く保護した?)、等、知ってる人がいたらに色々と聞いてみたいですね。

   

杉田家の板碑

2011-12-04 12:33:00 | 板碑いろいろ
自宅から一番近くにある板碑はココだろうと思っていましたが、実際はもっと近くの小さな墓地にたくさんの板碑が建っておりました。



杉田さんのお墓です。おじゃまします。小さいですが20基近くの板碑が建っているようです。
この数はある年にまとめて建てられたものなのでしょうか? それとも、代々に渡ってそれこそ100年という単位で建立され続けてきたものなのでしょうか…。
どちらにしてもここ杉田家のお墓と杉田家はここに脈々と続く古い家系であるということがわかりますね。(本当のことは私はまったく分かってはいないのですが)




しかし今回これを見させて頂いて思ったのは、“墓地にはだいたい板碑が有る”ということ。だから墓地を廻っていたらきりがないこと。そして正直言ってこれらの板碑が美しくてかっこいい!…とは思えないこと。

webでは紹介されていない板碑は無数にあります。それを見つけることにも楽しみはありますが、正直墓地巡りはあまり良い趣味には思えません。
私は板碑に何か歴史的な価値や新たな発見を求めている訳ではないのです。これからはある程度有名な、大きくて見栄えのいい、「かっこいいー!」と思えるものを見て廻ろうかと思ったりもしています。



だけどやっぱりちょっと、いいなぁ、と思ったりもしています…