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自転車屋の日々

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2012-05-05 10:21:00 | 自転車
最近クロモリフレームのお問い合わせが増えています。
完成車メーカーもラインナップにクロモリバイクを追加するところが増えてきていますが、本物が欲しい(クロモリ全盛期の)と思うとなかなか無いのが現実です。



ャCントは “ラグ” です。



最近クロモリに興味を持たれた方は、パイプが細い、クロモリである、と言うところで満足される場合が多いのですが、昔の形を知っていると、あれ? ラグが無い! となる人もいらっしゃるのです。

と言っても最近はもうラグを製作する会社も少ないのか、お値段的な問題か、いやそもそもラグを綺麗に溶接出来る工場なり職人さんが少ないのかもしれませんが、ラグレス、もしくはラグ付きでもこの仕上げでは…というものが多いのが現状です。



日本には競輪の文化があります。世界の “ケイリン” は知りませんが、日本の “競輪” はクロモリの世界です。その伝統文化が受け継がれ、今でもクロモリだけを造り続ける工房が多数存在する、そう、今日本のクロモリは世界からも注目されています。

こんなに繊細で美しく、機能的にも優れていて、それなりに安価でかつ安定供給出来るクロモリフレームを造れるのは(造り続けているのは)今や日本だけかもしれません。



ホリゾンタルやロードエンドにこだわり、もちろんフロントフォークまでクロモリである。
そんなパナソニックのフレーム、お勧めの逸品です。(ブリヂストン アンカーネオコット もよろしくねっ!)



●モデルさんは “FRC05”。全体的に撮影が下手でごめんなさい…。
●最後の写真のクイックレバーを締める向きは展示スタンドに乗せやすくする為の処置です。
●ロードエンドはクイックレバーをより強く締め込みましょう。