夏真っ盛りで、暑い日が続いております。
今回は、前回のプールを出て、自然がいっぱいの海水浴場からお届けします。
海の眺めは最高ですねー。
皆さんも夏に一度は海に行かれるのではないでしょうか。
海水浴場においては、安心して海水浴ができるように、
遊泳期間の前に水質調査が行われます。
調査の項目としては、次のようなものがあります。
【調査対象項目】
①ふん便性大腸菌群数:ふん便汚染の指標
②油膜の有無:油汚染の確認
③化学的酸素要求量(COD):有機物汚染の指標
④透明度:水質の清濁の指標
【参考項目】
①pH:酸性、アルカリ性の程度を表す指標
②O-157:病原性大腸菌O-157の確認
~水浴場水質判定基準(環境省)~
区分 ふん便性大腸菌群数 油膜の有無 COD 透明度
【適】 水質AA 不検出(検出限界2個/100ml) 油膜が認められない 2mg/l 以下(湖沼は3mg/l 以下) 全透(または1m 以上)
水質A 100個/100ml以下 油膜が認められない 2mg/l 以下(湖沼は3mg/l 以下) 全透(または1m 以上)
【可】 水質B 400個/100ml以下 常時は油膜が認められない 5mg/l 以下 1m 未満~50cm 以上
水質C 1,000個/100ml以下 常時は油膜が認められない 8mg/l 以下 1m 未満~50cm 以上
【不適】 1,000個/100mlを超えるもの 常時油膜が認められる 8mg/l 超 50cm 未満
宮崎県の海水浴場(全14カ所)においては、
水質が特に良好な最高ランクの『水質AA』と判定されています。
安心して海水浴できますね。
今夏も水浴場の水質検査をご依頼頂きありがとうございました。
今後も水の安全・安心の為にお役に立てればと思います。
問い合わせは東洋環境分析センターまで。