みなさんこんにちは。宮崎事業所の吉岡です。
今年の夏に開催されました『わくわく水生生物調査隊』の一コマをお届け致します。
『わくわく水生生物調査隊』は、宮崎県日向市庄手・梶木地区の子供たちを対象とした地域の文化と自然を伝えるイベントです。
弊社の社員もこのイベントに水質検査の講師として毎年参加させて頂いております。
大自然に包まれた会場では、目を閉じ、耳を澄ませることで普段は気付くことのない水や風の音を感じ取ることができました。
下の画像は、河川の水を透視度計で測定している様子です。
これで河川の透明度を測る事ができます。
そして毎年恒例、我々社員にとって最大の見せ場でもあるCODについての講義です!!
【COD: Chemical oxygen demand(化学的酸素要求量)】
CODは水質の良し悪しに直接関与している為、湖沼や海域の生活環境の保全に関する環境基準とされています。
本来、河川水ではBOD【BOD: Biochemical oxygen demand(生物学的酸素要求量)】が基準項目となっていますが、
今回は簡易キットで測定できるCODを測定しました。
そして講義後に実際に川に入り、水生生物調査隊出動です!!
今年もたくさんの生物を発見することができました。
するとなんと、絶滅危惧種に指定されているゲンゴロウを発見!
会場は大盛り上がりでした。
今年も庄手・梶木地区の特産品[特別栽培米]のおにぎりを皆で頂きました。
おかわりの行列ができる程の大盛況です。
余談ですが、CODは『農業(水稲)用水基準』の項目の一つとしても設定されています。
法的効力はありませんが、水稲の正常な生育のための指標ですので、定期的な検査をお勧めしております。
炎天下の中、駆け回ったみんなには至福の一品でした。
また来年もお会いすることを楽しみにしております。
ありがとうございました。
弊社では、CODが基準項目とされている湖沼や海域だけでなく、河川や土壌の検査も承っております。
また、本イベントのような弊社社員による勉強会も実施しております。
詳細は、下記の弊社HPから最寄りの事業所までお問い合わせ下さい。
http://www.let-toyokankyo.com/