皆さん、こんにちは！
今回のブログは九州食品分析センター 南九州ラボからお届けします。
暦の上では春となりましたが、まだまだ厳しい寒さが続いています。
そして、この寒い季節にはノロウイルスによる食中毒や感染症が流行します。
そこで、今回はノロウイルスの予防と対策についてお話しいたします。
ノロウイルスは主に以下の経路で体内に侵入します。
1、ウイルスを含む食品を加熱不十分で食べる（食中毒）
2、ウイルスに感染した調理従事者の手を介してウイルスが付着した食品を食べる（食中毒）
3、患者の吐物等の処理の際に誤ってウイルスを口から取り込む（感染症）
食中毒の予防・対策としては
・手洗いの徹底（盛り付け時、トイレの後）
・健康管理（嘔吐、下痢の把握）
・食品の十分な加熱（85～90℃ 90秒以上）
感染症の予防・対策としては
・清掃、消毒（患者が手を触れる箇所：トイレ、手洗いの蛇口、ドアノブ、手すり等）
・感染者の吐物の適切な処理（ビニール袋内での処理等）
などが挙げられます。
弊社では食品や環境拭き取り検体のノロウイルス検査を実施しておりますので、
衛生管理や感染症対策に是非お役立てください。
検査等に関してご質問等ございましたら、最寄りの事業所・営業所まで
お気軽にお問い合わせ下さい。
