東洋環境分析センタ- 現場奮闘記

分析 測定 調査 試験 検査

食の安全とHACCP

2014-10-31 | 営業部
 こんにちは。
 朝夕冷え込む季節になりましたが、皆様、元気にお過ごしでしょうか。
 今回は、九州食品分析センター南九州ラボから現場奮闘記をお送りいたします。

 さて、皆様は『HACCP(ハッセップ)』という言葉をお聞きになったことはありますか?

 HACCPというのは、食品の製造工程における品質管理システムのことです。

●食品の製造工程で発生する恐れのある危害(菌の発生等)をあらかじめ分析(Hazard Analysis)。
●その結果に基づいて、工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという、重要管理点(Critical Control Point)を定めて監視する手法。

 国際的に採用されている食品安全のシステムで、日本においてもHACCPによる工程管理の普及を加速させる流れがあります。

 先日、このHACCPのコーディネーター養成ワークショップに参加して参りました。


             ワークショップの様子
 
 参加者が数グループに分かれてディスカッションを行い、ある製品のHACCP管理されたラインを創り上げるという実践的な内容でした。
 自分で実際に工程を創り上げることで、ただ講義を聞くだけでは味わえない感覚的な理解と達成感を得ることができました。

 食品の安全は、食品を提供する側の義務であり、自己防衛の手段でもあります。
 皆様の食品の安全を守るため、九州食品分析センターでは、ご依頼いただいた食品の検査のみに留まらず、様々なご依頼に柔軟な対応に努めております。
 どうぞお気軽にご相談ください。
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