今回の現場奮闘記は、宮崎ラボ 環境測定グループから
「暑さ指数(WBGT)」についてお送りします。
日ごとに暑さが厳しくなっていく日々ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
“日本のひなた”をキャッチフレーズにした宮崎県の日差しは今日も輝いています。
本年度は新型コロナウイルス感染症に伴う新しい生活様式のもと、
例年以上に熱中症に気をつけることが重要視されております。
熱中症予防の目的から提案された、「暑さ指数(WBGT)」という指標はご存知でしょうか。
下記のような3種類の測定機材を用いて算出されます。
「暑さ指数(WBGT :Wet Bulb Globe Temperature)」とは、人体と外気との熱のやり取り(熱収支)に着目し、①気温、②湿度、③日射・輻射(ふくしゃ)熱の3つを取り入れた指標です。単位は、気温と同じ(℃)にて算出され、「暑さ指数(WBGT)」が28℃を超えると熱中症のリスクが高まるとされております。
お住まいの地域の「暑さ指数(WBGT)」は、環境省の熱中症予防情報サイト
( https://www.wbgt.env.go.jp/ )や気象関係の情報サイトにて“予測値”を調べることが出来ます。
現場の建物の配置や日射、熱源からの状況を考慮した“実測値”を知るためには上記の機材を使用した測定が必要です。
測定に関してご質問等ございましたら、最寄りの事業所・営業所まで
お気軽にお問合せ下さい。
目には見えないリスクや脅威を、検査・測定によって数値に表し管理していくことで、
皆様の安心・安全な生活の お役に立てれば幸いです。
http://www.let-toyokankyo.com/information/outline.html