今回の現場奮闘記は宮崎事業所 技術部 水質検査グループがお送り致します。
分析を行うにあたり、弊社は種々の機器を保有しております。
※下記URLより弊社の保有機器の一部がご覧頂けます。
http://www.let-toyokankyo.com/information/bunseki.html
その中でも、弊社の水質検査グループが導入したUPLC-MS/MSのご紹介をさせて頂きます。
◆UPLC-MS/MSとは?◆
UPLCは『超高速高分離液体クロマトグラフ』、MSは『質量分析計』をそれぞれ示しています。
つまりUPLC-MS/MSは、UPLCに質量分析計が二つ(※タンデム四重極型質量分析計と呼びます。)結合した機器です。
以下にMS/MSでの成分の挙動を簡単に示しています。
種々の成分を含んだ試料を二つのMSに通すことで、より細かい条件での定量が可能になります。
UPLC-MS/MSにより試料の処理能力、前処理時間削減による分析速度の向上が期待でき、より高い精度を維持しながら柔軟に納期への対応が可能になります。
◆UPLC-MS/MSで検査可能な項目◆
厚生労働省告示(水道法)に定められた検査項目
・ホルムアルデヒド
・フェノール類
・ハロ酢酸
・臭素酸
・農薬類
以上の項目が法改正(平成30年4月現在)に伴いLC-MS/MSにて検査可能となりました。
弊社の技術部は、皆様に更にご満足いただける結果の提供を目指し、
日々奮闘しております。
今後の(株)東洋環境分析センター技術部の活動に是非ご注目下さい。
■飲料水の水質基準や法令、お問い合わせは下記のURLをご確認下さい。
http://www.let-toyokankyo.com/water/inryosui.html