金魚cafe

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祈りの幕が下りるとき

2018-01-28 23:26:29 | 映画
去年原作を読んだ感想を書いた時にはまさか映画化されるとは思っておりませんでした。

なぜ加賀恭一郎は日本橋にこだわるのか?という疑問が解決するのとこれで完結してしまうさびしさを一度に感じました。

東野圭吾センセーはお互いに愛情が深いゆえにおこる事件が多いです。

こんなにも深く愛せるのだと。

事件関係者の配役もピタリとハマって原作の世界観を大事にされていました。

チラッとしか出演されない方々もえっ?もう出番終わり?という贅沢な使い方でした。

あと関係者の子役時代を演じた方々の演技が素晴らしい。

上手すぎて大人たちより勝っていたような。

今まで父と子にスポットが当たっていて母の存在がそれに比べて弱い感じがいたしましたが今回は母と子の関係にも踏み込んでいました。

加賀恭一郎役の阿部寛さんと相棒役の松宮の溝端淳平さんの息ピッタリで新参者者は完結いたしましたが、このまま終わらせるのはもったいないのでまた出会えそうな気がします。

あと無性に人形焼きが食べたくなりました。