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鍵泥棒のメソッド

2012-09-28 22:21:52 | 映画
今日「鍵泥棒のメソッド」を観てきました。

その前にこちらのTVで同じ内田けんじ監督作品「アフタースクール」を放送されたのですが、録画したまままだ全部観ておりません。

先入観ないまま観た方がいいかなと映画館に行きました。

主役が売れないし、たよりない役者桜井役で、堺雅人さん、そして凄腕で几帳面なの殺し屋コンドウ役で香川照之さん、ひょんなことからこの2人と知り合う、雑誌の編集長水島に広末涼子さん。

これだけでも豪華だなって感じがします。

この全く共通点のない3人がどうかかわるのかというのがみどころです。

いまや超売れっ子の堺雅人さんが売れない役者で仕事もお金もないという人生に絶望して自殺を図るところから始まります。

普通だったらお互い知り合うこともない殺し屋と売れない役者、ふとしたきっかけで銭湯で殺し屋コンドウが転倒して記憶を失ったことで運命が入れ替わります。

行きがかり上殺し屋を引き受けなければならなくなった桜井、記憶が戻らないまま役者になろうとするコンドウ。

真面目に役者に取り組むコンドウが気になる水島。

最後まで二転三転するストーリーでハラハラさせられました。

そしてコンドウに殺しを依頼する荒川良々さんがいい味だしてます。

荒川さんが悪い人役を活き活きと楽しそうに演じてらっしゃいました。

この映画皆さんすごく演じるのが楽しそうだなという感じが伝わってきました。

良い台本、いい監督、いい役者とそろったらそりゃいい映画になりますね。

メソッドってどういう意味なんだろうと思っていたら、公式HPに意味が載ってました。

1940年代、ニューヨークで起こった演劇法、演劇理論のことだそうです。

演じる役柄について徹底的なリサーチを行い、その役柄が置かれた状況を自分に置き換えて疑似体験することにより、自然にちかい演技をするというものだそうです。

有名な俳優さんはみなさんなさいますね。

堺さんもドラマで弁護士の役をなさったとき、実際に裁判を何回も傍聴されたりしたとTVでおっしゃってました。

お医者様の役をするとなれば、お医者様から話を聴いたり現場を見せてもらって研究するなど役者を志す人にはバイブルのようなものみたいですね。

これからの映画界を堺さん、香川さんたちが引っ張っていくんだなあと感じました。





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