金魚cafe

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交錯

2013-05-22 23:40:31 | 読んだ本
堂場瞬一著 角川春樹事務所

職場の先輩に勧められて読んでみました。

アナザーフェイスはずっと読んでましたが、このシリーズは初めてです。

警視庁に未解決事件を捜査する追跡捜査係と言う部署の西川、沖田という同期のコンビが衝突しながらも事件を解決していくというTVの刑事ドラマだったら王道をいくストーリーです。

インテリタイプでデータ重視、資料を読み込んで事件の見落したところがないかというインドア派の西川、片や刑事は足を使ってナンボでカンに頼る昔気質の沖田。

そんな対照的な2人相性がいいはずがないのでいつも衝突ばかり。

それでも人の話に耳を傾けないほどの頑固さはなくお互いたりないところを自然とカバーして事件を解決へと導きます。

面白いのは堂場さんの小説で刑事といえばどちらかといえば独り者が多いか、家庭に問題ありっぽいのですが、西川は家庭も円満なマイホームパパ。

そして沖田は仕事にのめり込んでこの年まで独身。

どこまでも対照的に描いてます。

読んでいて地道な捜査で派手ではないですが、これってTVでドラマ化したらとても面白いんじゃないかと思います。

読んでいて西川を演じるのは誰がいいかな?沖田は誰だろう?と思い浮かべて読んでいました。

アナザーフェイスがドラマ化されたし、鳴沢了もドラマになっていますからそう遠い話ではないと思います。



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