3月7日から大阪文化館・天保山で公開です。
海遊館の向かい側にある個性的な建物。
巻貝のようにぐるぐる回廊を回って観るようになっています。
魔女というと童話の世界の話であり、日本ではピンとこないのですが中世ヨーロッパでは本当にいると信じられていたのですね。
魔女とは?
1.悪魔と契約を結ぶ。
2.悪魔と情事を行う。
3.空を飛ぶ。
4.魔女の集会に行く。
5.黒魔術をつかって悪事を行う。
実際こんな人いないけれどいると信じられていたのですね。
ハーブなどの癒しの能力があり、ハーブの知識が詳しい人がそうだと疑われていたそうです。
それなら今の私たちみ~~んな魔女に当てはまってしまいますね。
現代人健康に気をつけているし、癒しを求めていますものね。^^
まず入口で音声ナビを(有料です)装着しまして~今回の音声ナビは黒猫バージョン、白猫バージョンと2種類。
そして普通のヘッドフォンか魔女のとんがり帽子付きといろいろ楽しませてくれます。
今回の音声ナビはペン型でガイドシートの番号にピッとタッチしますと蔵之介さんの声が聞こえてきます。
鳥獣戯画のときののびやかな声とは違うミステリアスな感じ。
展示してあるものがまあいわくつきのものばかりですし、こういう機会でないと観れないものでした。
魔女除けのお守りのようなものもありましてそれが日本のお守と似ていました。
そして晴明神社の五芒星というのがありますね。
ヨーロッパでも五芒星というのを魔女除けにあらゆるところに付けていました。
なかでもモグラの前足がお守りになったそうです。
モグラは暗い土の中でも動くので目が良くなるとか、歯が42本生えているので歯痛に効くとか。^^
中世ヨーロッパでは最初魔女は忌み嫌うことはあっても魔女だ~と人を捕まえて裁判にかけることはなかったのです。
天候が不順で作物が取れなかったり、疫病が流行ったりしたらそれを魔女のせいにしていたのです。
そこからあの人は怪しいと密告されたりして無実なのに多くの命が奪われたのです。
世間から目立たぬようにしていないと疑われるということなのですね。
魔女と呼ばれた人たちの歴史をたどりながらのコースでどうしても魔女裁判の拷問のところは避けて通れません。
観るだけで痛くなりそうです。
民衆の不満や恐怖をそらすために行われていたそんな気がいたしました。
だんだん科学が進歩していろんなことが解明されるとそれは魔女のせいではなかったのだとやっと収まるのですが、それでも多くの人が亡くなったかと思うと魔女よりもっと怖いものがあると思ってしまいます。
蔵之介さんマクベスの3人の魔女も演じなくてはなりません。
音声ナビをして魔女に対してどんなことを想ったのでしょうか?
ナビ以外にも蔵ファンにはボーナスみたいなこともありますので5月10日までです。
天保山まで足をお運びください。
大阪からスタートで全国まわるそうですね。
4月は東京で鳥獣戯画もあります。
魔女だと疑われて命を奪われた人たちへの思いも伝わってきます。
確か東京は、来年?なんですよね。
まだまだ先ですが、行きたいと思います
マクベスの魔女?
を観た後での魔女の秘密展です。