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ハンチョウ6警視庁安積班(最終回)

2013-03-18 22:47:42 | 佐々木蔵之介さん
先週押上の町内で呉服屋を営んでいる榊があやしいと目星をつけが安積班。

隙をみて逃げ出した榊拳銃の入手の経路といいどう考えても犯人じゃないですか。

とあっさり犯人がわかっても動機が見えない、そしてこの押上全体でなにか秘密があるとにらんだハンチョウたちはさっそく押上の町の人たちに聞き込みに行きますが、こういうときの義理人情のあつい下町は結束力が強くて皆さん口が貝のごとく閉ざしてしまいます。

そしてよそ者だからと。

こういう町では長く住んでも1代ならまだよそ者、親子2代3代と住んではじめて地元の人間となるんですよね。

だからたった3か月それも押上分署に通っている警察官なんていつまでたっても信用してもらえないんですね。

15年ここに勤務している交番の寺田巡査ぐらいになってやっと信頼されるっていうか認められるんですね。

ドラマが進んで行くほど15年前の犯人はっていうのが善意から犯罪をおこしてしまったというのがわかると街全体のイメージが大丈夫なの?と心配になりました。

いくら義理人情にあついからと犯罪に加担するようなドラマの作り方がいいのかなと。(特に押上って実在の町の名前だし)

おでん屋の徳さんがときどきわけありの表情を浮かべていたのも、水沢先生が警察嫌いと公言するのはその事件のせいだったのかなと。

押上分署で時効になった15年前の1億円強奪事件の犯人を捜すという名目でできた安積班。

事件解決が目的じゃなくて皆がずっと15年間かかえていた重い荷物をおろさせるのがハンチョウの本当の使命だったんだという気がしました。

これはいつも事件にかかわった人に寄りそう捜査をする安積剛志でなければできない任務だと思います。

ラストでまた安積班は解散。

これはオトナの事情だから仕方ないですね。

ただ、久米島課長と水沢先生とおでん屋の徳さんは次回もレギュラーでいて欲しかったなあ。

何気ないやり取りがいいなあと微笑ましかったのですが残念です。

次回から月8枠はパナソニックという冠がとれたのでハンチョウが続くかどうかわからないのですが、確実に2ケタ取るドラマなのであっさり終了させることはないと思うのです。

今野先生はエド・マクべインの小説のようにライフワークとして続けるといつもおっしゃってます。

蔵之介さんを主役としてここまで来たのですから連ドラとしてじゃなくてもいいので続けて頂けたらいいなと願っています。



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