去年映画でも話題を呼んだ原作本をやっと読むことが出来ました。
告白 湊かなえ 双葉社
小説推理07年8月号、07年12月号、08年3月号、あと書き下ろし3編からなっています。
私は本で読みましたが、小説推理を購読して読んでいた人は、続きがどうなるのか読みたくてたまらなかったと思います。
1話づつ、独立しているので別々に読んでも大丈夫ですが、聖職者、殉教者、慈愛者とつけられていて、1人称で語られています
娘を自分の受け持ちのクラスの生徒に殺されたのではと告白するところから始まり、語りだす教師が、聖職者とは言えないけれどいい先生だったんだなというのはわかります。
あくまでも冷静に犯人を追い詰めて、犯人に一番こたえるやり方で復讐したことで、もうこの人は聖職者ではないんじゃないかなと、それでも聖職者とつけたのはなんでだろう。
殉教者とは誰になるの?
語ってる彼女が何に殉じるの?と最後まで??とわかりませんでした。
最初に穏やかな水面にポンと小石を投げいれて、波紋が広がって行くように話は、最悪なそして彼女が望んだ方に進んで行くような気がしました。
泣き叫んだり、相手をののしったりする程度ならそんなに恨んでいないのか、取り乱すことなく、ずっと淡々と語るこの教師がそこまで憎んでたのかと、ちょっと怖さを感じました。
確かに彼女のしたことを許されることではないけどもし、自分にあてはめて、自分の家族が何かされた場合どうするかと考えたら、それを間違ってるとはだれが言えるのかなあと考えさせられました。
告白 湊かなえ 双葉社
小説推理07年8月号、07年12月号、08年3月号、あと書き下ろし3編からなっています。
私は本で読みましたが、小説推理を購読して読んでいた人は、続きがどうなるのか読みたくてたまらなかったと思います。
1話づつ、独立しているので別々に読んでも大丈夫ですが、聖職者、殉教者、慈愛者とつけられていて、1人称で語られています
娘を自分の受け持ちのクラスの生徒に殺されたのではと告白するところから始まり、語りだす教師が、聖職者とは言えないけれどいい先生だったんだなというのはわかります。
あくまでも冷静に犯人を追い詰めて、犯人に一番こたえるやり方で復讐したことで、もうこの人は聖職者ではないんじゃないかなと、それでも聖職者とつけたのはなんでだろう。
殉教者とは誰になるの?
語ってる彼女が何に殉じるの?と最後まで??とわかりませんでした。
最初に穏やかな水面にポンと小石を投げいれて、波紋が広がって行くように話は、最悪なそして彼女が望んだ方に進んで行くような気がしました。
泣き叫んだり、相手をののしったりする程度ならそんなに恨んでいないのか、取り乱すことなく、ずっと淡々と語るこの教師がそこまで憎んでたのかと、ちょっと怖さを感じました。
確かに彼女のしたことを許されることではないけどもし、自分にあてはめて、自分の家族が何かされた場合どうするかと考えたら、それを間違ってるとはだれが言えるのかなあと考えさせられました。
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