ポール・オースタ―著 柴田元幸訳 新潮社。
あといくつ寝ればピロティでマクベス~~~という時に実は私ちくま文庫のマクベスまだ全部読んでおりません。
ほかのでマクベスは読んだのですが、ちくま文庫のマクベスはセリフが現代っぽいというか読みやすいです。(まだ途中ですが)
それなのに図書館で見つけてしまった「オラクル・ナイト」。
これはあの「幽霊たち」と同じ作者と翻訳者。
マクベスも読まなくちゃいけないのに~~と思いつつもこっちを優先。
蔵之介さんの「幽霊たち」を観に行く前に原作を読んでいったのですが、これをどうやって舞台にするんだろう??
というぐらい独特というか映画なら表現できそうだけどこれを舞台にするのか~~と感じました。
でも白井さんのスタイリッシュな仕上げがとてもカッコ良くてもう一度観てみたいと思いました。
マクベスはまだ観ていないのでどうなのかわかりませんが、「幽霊たち」の探偵ブルーもほぼ出ずっぱりでセリフしゃべりっぱなしで一人舞台のような感じでしたので。
あの独特な世界観をまた読めるのかとページをめくると、舞台はニューヨークのブルックリン、主人公は作家のシド、生死にかかわる入院をしたあと療養中(このときなぜ入院したのかはまだ明かされておりません。)
リハビリがてらに自宅近くを散歩していたらある文房具店を見つけます。
そこの主人はミステリアスなMrチャン、作家という職業柄どうしてもノートに目が行きます。
そこで見つけたポルトガル製のブルーのノートに一目ぼれしてしまいます。
ポール・オースターさんってやっぱりブルーが好きなんだろうか??
ノートの魅力に取りつかれたようにストーリーを夢中で書き綴ります。
そのストーリーがニックという編集の仕事をしている男のもとにシルヴィア・マクスウェルという作家が書いた「オラクル・ナイト」という小説の原稿が届きます。
「オラクル・ナイト」というのは「神託の夜」という意味だそうです。
その原稿を持ってきたシルヴィアの孫娘ローザに惹かれていきますが、イーヴァという妻がいる彼はそのことで悩み誰にも知られない土地で人生をやり直し、ローザと共に生きていきたいと思うようになります。
そして知らない土地で過去から現代にいたるまでの世界中の電話帳を集める歴史保存局で働くことになるのですが~~。
と不思議な世界のストーリーが今のシドの生活とシンクロして進んでいくのかと思えばそうではなく、彼にはグレースという素敵な妻がいて他の女性に惹かれることはなさそうでした。
あっちの世界とこっちの世界とシンクロしないのに細かく表現するのは「幽霊たち」と一緒でこれを舞台化するならやっぱりそうかな~~などと考えながら読むのは楽しかったです。
シドとグレース夫妻の友人である同じく作家のジョンと文房具店のMrチャン、とても謎の多い人物なのですが、一番ミステリアスだったのがシドの妻グレースでした。
その原因はアメリカという国は医療費が非常にかかるお国でシドは長い入院生活を送っていたのでその費用はとんでもない(日本人からすれば)金額でシドはまだ働けない、そのためグレースも悩んでいたのだろうか?シドに言えない秘密があるのだなと。
病気になったからこそ今まで見えてなかったものが見えたシド。
その真実を知ってしまったら普通だったらしばらく立ち直れないわ~~となるのですが今まで以上に強くなったシドに救われた気がいたしました。
これを読んだらまた「幽霊たち」が読みたくなり、それよりマクベスがもうすぐだからマクベスを読まなくてはと。
もう今週なので焦ってます。(*_*;
あといくつ寝ればピロティでマクベス~~~という時に実は私ちくま文庫のマクベスまだ全部読んでおりません。
ほかのでマクベスは読んだのですが、ちくま文庫のマクベスはセリフが現代っぽいというか読みやすいです。(まだ途中ですが)
それなのに図書館で見つけてしまった「オラクル・ナイト」。
これはあの「幽霊たち」と同じ作者と翻訳者。
マクベスも読まなくちゃいけないのに~~と思いつつもこっちを優先。
蔵之介さんの「幽霊たち」を観に行く前に原作を読んでいったのですが、これをどうやって舞台にするんだろう??
というぐらい独特というか映画なら表現できそうだけどこれを舞台にするのか~~と感じました。
でも白井さんのスタイリッシュな仕上げがとてもカッコ良くてもう一度観てみたいと思いました。
マクベスはまだ観ていないのでどうなのかわかりませんが、「幽霊たち」の探偵ブルーもほぼ出ずっぱりでセリフしゃべりっぱなしで一人舞台のような感じでしたので。
あの独特な世界観をまた読めるのかとページをめくると、舞台はニューヨークのブルックリン、主人公は作家のシド、生死にかかわる入院をしたあと療養中(このときなぜ入院したのかはまだ明かされておりません。)
リハビリがてらに自宅近くを散歩していたらある文房具店を見つけます。
そこの主人はミステリアスなMrチャン、作家という職業柄どうしてもノートに目が行きます。
そこで見つけたポルトガル製のブルーのノートに一目ぼれしてしまいます。
ポール・オースターさんってやっぱりブルーが好きなんだろうか??
ノートの魅力に取りつかれたようにストーリーを夢中で書き綴ります。
そのストーリーがニックという編集の仕事をしている男のもとにシルヴィア・マクスウェルという作家が書いた「オラクル・ナイト」という小説の原稿が届きます。
「オラクル・ナイト」というのは「神託の夜」という意味だそうです。
その原稿を持ってきたシルヴィアの孫娘ローザに惹かれていきますが、イーヴァという妻がいる彼はそのことで悩み誰にも知られない土地で人生をやり直し、ローザと共に生きていきたいと思うようになります。
そして知らない土地で過去から現代にいたるまでの世界中の電話帳を集める歴史保存局で働くことになるのですが~~。
と不思議な世界のストーリーが今のシドの生活とシンクロして進んでいくのかと思えばそうではなく、彼にはグレースという素敵な妻がいて他の女性に惹かれることはなさそうでした。
あっちの世界とこっちの世界とシンクロしないのに細かく表現するのは「幽霊たち」と一緒でこれを舞台化するならやっぱりそうかな~~などと考えながら読むのは楽しかったです。
シドとグレース夫妻の友人である同じく作家のジョンと文房具店のMrチャン、とても謎の多い人物なのですが、一番ミステリアスだったのがシドの妻グレースでした。
その原因はアメリカという国は医療費が非常にかかるお国でシドは長い入院生活を送っていたのでその費用はとんでもない(日本人からすれば)金額でシドはまだ働けない、そのためグレースも悩んでいたのだろうか?シドに言えない秘密があるのだなと。
病気になったからこそ今まで見えてなかったものが見えたシド。
その真実を知ってしまったら普通だったらしばらく立ち直れないわ~~となるのですが今まで以上に強くなったシドに救われた気がいたしました。
これを読んだらまた「幽霊たち」が読みたくなり、それよりマクベスがもうすぐだからマクベスを読まなくてはと。
もう今週なので焦ってます。(*_*;
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