金魚cafe

こちらにお立ち寄りくださってありがとうございます。
ぼちぼちのんびりと綴っております。

竜三と7人の子分たち

2015-05-11 21:10:47 | 映画
主役、出演者の年齢を平均すると70歳は越えていますね。

もとヤクザの組長だった竜三さんもいいお年になったので今は息子たちと暮らしていますが、生き方をなかなか変えられるものでなく、息子からはいつもいいかげんにしてくれよ~と言われる始末。

竜三さんのモデルってたけしさんのお父様の菊次郎さんがちょっとキャラ入っているんじゃないでしょうか。

菊次郎さんとお母様のさきさんのやり取りと竜三さんと息子のやり取りが似ていてそんな雰囲気がいたしました。

毎日何もすることがなく、昔はよかったと昔の仲間にぐちをこぼす竜三さん、そんな竜三さんがオレオレ詐欺に引っかかりそうになってしまいます。

いつもつるんでる昔の仲間を集合させてオレオレ詐欺や悪徳商法の元締めをやってる暴走族あがりのグループに目にものをみせてやる~ともうひと暴れしてやろうじゃないかと。

竜三さんの藤竜也さんが最初はご隠居さんでしょぼくれていたのがスーツをビシッと着こなしてカッコ良くなるんですが、人間いくつになっても生きがいをもってたほうがいいのかもしれないなあと。

他の仲間もいいお年で病気で入院していたり、体がガタがきて大丈夫かという人たちばかりなんですがもう一度組を起こそうじゃないかと決まったらシャキッとしましたものね~。

まだまだ元気なら別に隠居せずやりたいことをやればいいじゃないか年よりだから物分かりがいいってわけじゃないとたけしさんはそんな風に思っているのかなあと。

なじみの刑事さん(たけしさん)が竜三さんたちにもう昔のやり方は通用しないんだよと諭しても竜三さんたちはそのあり余った元気さを危ないことに使っちゃったわけですが。

最近の映画では珍しいほどハチャメチャでツービートの漫才をみてるようなテンポの良さ、7人のおじいちゃんたちが皆チャーミングでそれと対抗するヤスケンさんが悪い人なんですがどこか抜けてて憎めない。

最初から最後まで笑いの絶えない映画でした。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿